現代の芸術家、作曲家のY字路


横尾忠則 《ルソーのY字路》 2007年  姫路市立美術館蔵

 

現代の芸術家、作曲家のY字路

作曲に限らず、芸術を作るにあたっての根本的な考えがあります。それは、

 

今までの既存の方法を使い素晴らしい作品をつくるか。

もしくは、新しい概念をつくりだすか。

 

のY字路。

上の写真は画家の横尾忠則の作品で、「Y字路」シリーズというものの中のひとつです。

こちらから何点か他の作品が見れます。 横尾忠則 続・Y字路

横尾さんの世界観がなんか、このテーマに合いすぎていたので使わせてもらいました。(もし、不都合でしたら、すぐに削除いたします。)

 

絵で例えるならば

絵描きで例えれば、前者は果物などの静物画だが、描きかた、色合いなどが独特で素晴らしい作品。

セザンヌやピカソなんかがそれにあたるんじゃないでしょうか?

 

後者は、新しい概念で挑戦した作品。

例えば、ダダイズム の芸術家。

参考 : ダダイズムの世界。あらゆる既成概念を破壊した芸術運動とダダイストたちの作品

になると思います。

 

時代をみると、ダダイズムが起こったのが1910年代半ば、

音楽では Schoenberg の12音技法が体系化したのが 1921年。。。

 

全ての芸術はリンクしていますね。音楽、絵画、彫刻などのみでなく、政治などもリンクしています。

 

作曲家で例えると

前者が Paul Hindemith や Igor Strawinsky で新しい響きの作品ですが、根底の作曲技法はバッハやベートーヴェンなどの流れです。

 

 

 

そして後者は、

John Cage

別記事 : 音楽の可能性を広げ続けた作曲家 ジョン・ケージ / John Cage

 

Iannis Xenakis

作曲家にして建築家 -ヤニス・クセナキス / Iannis Xenakis

 

などと思います。

 

ドイツの音大では、前者がTonsatz(楽理)後者がKomposition(作曲)、と 分かれています。

といっても、現代では John Cage や Xenakis も前者の Tonsatz に含まれます。

 

つまり Komposition は、音楽の未開の地を探し旅する、探検家 😀 

Tonsatz は、探検家のもたらした発見を使い、新しい物語を描く、芸術家 😉 

(どちらも芸術家ですが。。。)

 

僕は前者、Paul Hindemith や Igor Strawinsky の道を歩いています。

やはり、音楽で物語を描きたいですね、僕は。

あなたはどちらの道を行きますか? 😀 

 

どちらにしろ良い音楽ライフを♪


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Y-Bit Music

ベルリン在住、作曲家。 ゲーム音楽、ヒップホップビート、クラブミュージック、現代音楽とジャンルレスに活動中。全ての音楽を平等に愛し、面白い音楽をつくることを目標に生きています。 『空いっぱいの  光でできたパイプオルガンを ちからのかぎり』