音楽という物語、そのシナリオ(展開)を作ろう! | 人人振動

音楽という物語、そのシナリオ(展開)を作ろう!

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面白い物語には、読者をひきつける展開があります。
次から次へと物語が進むので飽きないのです。

物語のような音楽を作りたいけど、すぐ行き詰ってしまう。
展開がなくて、つまらない音楽になってしまう。
ここではそんな悩みを解決するために、クラシックなどに用いる構成、展開を分りやすく説明します。

それをあなたの作っている音楽(ジャンルを問わず)に落とし込み、さらに物語性のあるものにしようというものです。

音楽という物語、そのシナリオ(展開)を作ろう!

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音楽は物語!?

物語のように音楽にも起承転結が必要になるわけですが、楽曲の中で本当に物語のように次から次へと新しいメロディーやハーモニーが現れるとするとどうなるでしょうか?

 

あっ、さっきのメロディー綺麗だな』と思ってるうちに、また違うメロディーが現れ、『あっ、これはまた違うメロディーだけどこれも綺麗だな』と思ってるうちにまた違うメロディーが、次の瞬間にはまた次、また次、次々次々。。。そうなると理解をする暇がありません、理解できないと疲れます。そして飽きてしまうんです。

よく音楽は物語や会話のように例えられますが、会話や物語に繰り返しはありませんが、音楽の基本は繰り返しです。これが決定的な違いです。

 

さっき聴いた綺麗なメロディーがまた、現れたら一緒に歌いたくなりますよね?

また、静かな曲が、突然アップテンポになったらドキッとしますし、それにあわせて転調したら、世界がガラッと変わった印象を受けます。そして、また静かなバラードにもどる。最初に聴いた曲メロディーがまた戻ってくるとうれしいんですね。さっきの世界がまたみれて。

 

このように楽曲の大まかな物語を作るのが曲の構成になります。構成がしっかりしていれば、立派な曲になります、重要なことなので一緒に勉強しましょう 🙂 

 

僕たちの聴いて育った音楽たち

 今の日本のpopミュージックはほぼ全て西洋音楽です。
もちろん演歌なども西洋音楽です。
 
何が西洋音楽かと言うと、ヨーロッパで発展した音楽、コードとかスケールを用いた音楽ですね。
バンドで使う楽器は西洋音楽を奏でるように作られています。
 
日本の本当のPOPミュージックというと三味線だとか、口伝のわらべ歌、民謡みたいなものですね。
これに関しては、別のサイトですが色々な情報がまとめてらっしゃるサイトを見つけたので載せておきます。
 

 西洋音楽の美しさ

西洋音楽はヨーロッパの建築のようにしっかりとした構造の上に成り立っていて、聴いていて面白いんですね。
もちろん日本の建築も独特の美しさ空気感がありますし、音楽でいっても雅楽などにも構成はありますし、面白いですが、西洋音楽ほど体系化されていないです。
その練られた構成を日本的な感覚で、エレクトロニックミュージックやヒップホップでテクノで、またはノイズで?! 用いたら曲に間違いなく面白いと思いますし、僕はぜひ、そんな音楽を聴いてみたいと思います。

 

例1 A-B-A

例2 ソナタ形式

例3 ポップミュージックの構成

例4  風の谷のナウシカのオープニング曲で学ぶ作曲