メロディーの作り方 (方法1) ~音程を上げ下げする~
メロディーを作るとき、、、
出だしは綺麗なメロディーが思いついたけど先が続かない。
メロディーにまとまりがない。
良いアイデアが浮かばない。
じつはメロディーにはパターンがあるんです。
ここでは実例を見ながら、思いついたメロディーの膨らまし方を書いていこうと思います。
メロディーを上げ下げする
一つの方法として『メロディーを上げたり下げたりする』というものがあります。
下のメロディーは 『I can’t get started』というJazzの曲の一部です。始めることが出来ないよ、という意味ですね。
メロディーの哀愁感から察するに彼女に振られ、次の恋に行きたいけれど始められないよ。。なんていうのを勝手に想像しました。ちょっと聴いてみましょう。
色枠で囲んだところを見てもらえると分りますが、このメロディーは最初のフレーズが基本になり、次のフレーズはメジャー3度上に上がり繰り返されます。そして、また最初のフレーズがそのまま繰り返されます。
つづく B パートはメロディーが変わりますが、ここでも同じようにメロディーラインを移動させて作られています。
このメロディーの作り方は基本でクラシックからポップミュージックまでいろいろなところで聴くことができます。
半音上げてみたり
ここで面白いのは、2小節目の G♯。
この曲のもともとのスケール、C イオニアンスケール(C メジャースケール)上でメジャー3度上に上げると G♯ にはなりません。しかしここで G を半音上げることにより気持ちがグッとなりませんか?聴き比べてみましょう。
G シャープなし
G シャープあり
G♯ の部分で胸キュンしたことと思います 😉
自分が考え付いたメロディーも、要所で半音上げてみたりするとガラッと雰囲気が変わるので試してみてください。
まとめ
このようにひとつのフレーズを繰り返すのは音楽の常套手段です。
こんな風に考えるとメロディー考えるの簡単ですね。
でも、本当に良いメロディーを作るのは難しい。。。
でわ、良い音楽ライフを♪