グラニュラーシンセサイザーというのは、簡単に言うと、音を細かく(小さく、粒のように)して、それを高速で鳴らして、新たなサウンドを得るシンセサイザーです。
有名なところでは、Squarepusher、 Aphex Twin の音楽で聴く事が出来ます。
シンセサイザーには色々な方式のものがあって、それぞれで音が違います。その中でもグラニュラーシンセサイザーは、特殊な音が出ます。説明するのに良い動画ないかな?と思って調べてたら、分かりやすいのがありました。怪しめですが。
こんな感じで音を細かく裁断して、新しい音を作り出すシンセサイザーです。
下で無料のものと、有料のもの紹介していますが、もしDAWソフトを使っていたら、その中に既に入ってる可能性が高いので、自分のDAWソフトに入ってないか検索してみたほうがいいです。もし、それが使いづらかったら新しく買えばいいですからね。
無料、フリーのグラニュラーシンセ VSTプラグイン
PolyGAS
PolyGASはロシアの方が開発したグラニュラーシンセです。8、16、24、32ビットのWAVまたは、AIFFのサンプルをロードすることができます。動画を見てわかるように、相当いじれます。
Ribs
Ribsはグラニュラーシンセというか、グラニュラーシンセ風に使える「エフェクター」です。
入力されたオーディオをバッファに保存し、それを短い断片(粒)に分割して、エフェクトのオーディオエンジンで処理して再生する粒状のエフェクトです。
有料のグラニュラーシンセ VSTプラグイン
THE MANGLE
動画を見てもらえれば分かりますが、超シンプルで使いやすそう。音もいい音です。そして何より値段が£19.99と安い!!シンセって機能が最低限あるくらいの方が、逆に想像力が増すと思うんですよね。このシンセは、直感的でしかも見やすい。これはおすすめです。
Polygon
グラニュラーモード、フォーカスとループレンジスライダを備えた様々なプレイモードとループモードを備えた4つのサンプラーモジュールが用意されています。
モジュールは、8つのLFO、4つのモジュレーションエンベロープ(可変スロープ付き)、2つのマルチモードフィルター、3つのエフェクトプロセッサ、サブオシレーター、様々なグローバルパラメータでサポートされています。
$69 とまあまあの値段。
crusher-X 8.5
これは使ったことがないのですが、凄いよ!!と聞きます。色々細かくいじれるので、映像のサウンドデザインなんかにも使えますね。お値段は25000円程度!
古今東西、色々なグラニュラーシンセの紹介
実は他にもいっぱいあります。ここ色々見れるので、時間のある方は色々試してみてもいいかも?