ギターやシンセの音に広がりがない。。。
空間を包み込む音が作りたい。。。
という方へ、ここではモノ音源から、ステレオに変換して、音に広がりを与える色々な方法を紹介します。
簡単にまとめると、モノとステレオの違いは、
モノ=左右のスピーカーから同じ音。
ステレオ=左右のスピーカーから違う音。
モノとステレオの違いって何なの??と言う方は、こちらの記事を読んで下さい。
【音を広げる】モノからステレオへ変換する色々な方法(ギター、ベース、シンセなど)
ステレオの考え方
上に書いたように、ステレオにするには、LRから違う音が鳴っていれば、ステレオになります。
動画を作ってみました。色々な方法があるように見えますが、結局はLRのスピーカーから出る音を変えているというのは、一緒です。
1番最初のモノラル音源に比べて、臨場感が増してるように、聴こえると思います。
ついでに、チャンネル登録もしてもらえると、やる気が出ます。
ステレオにして、音を広げる色々な方法
楽器を2回演奏、録音して、モノからステレオ変換
ダブリングと言われる手法で、単純に、2テイク録音してL,Rに振る方法です。
同じ楽器で、同じフレーズを演奏しても、完璧に同じ演奏は不可能なので、音に違いが生まれます。それをLRに振ることによって、ステレオ感、音の広がりを出します。
録音を複製して、片方を少し遅らせて再生させる(手動ショートディレイ)
これは、原音を複製して、複製を少し遅らせて再生し、ステレオ効果を作る方法です。
ショートディレイをかけて、ステレオ化
上では、自分で複製した音源を後ろにズラしました。
次は、ショートディレイのエフェクトをかけています。このショートディレイ。遅らせる時間は20ms~50msが妥当です。
他のモジュレーション系エフェクト
動画ではやっていないのですが、片側に『モジュレーション系』と言われるエフェクトをかける方法もあります。
仕組みを簡単に説明すると、元音(MONO)を2つにして、2つ目のサウンドをちょっと、遅らせたり、音程を少し変えて、ステレオ効果を得るエフェクトです。この仕組みが分かっていれば、手動でもステレオ化出来ますね。
コーラスとかのプラグインは、DAWソフトに入ってますが、 izotope – Vocal Doubler というエフェクターも無料で手に入りますよ!
片方の音質を変えてステレオ化
これも上と同じで、元音(MONO)を2つにして、2つ目のサウンドを変えて、ステレオ化します。
動画では Lが原音、Rはアンプシミュレーターで少し、音を変えています。
まとめ
モノ=左右のスピーカーから同じ音。
ステレオ=左右のスピーカーから違う音。
ということで、ステレオ化の原理。方法は分かったと思います。音が広がってれば最高!というわけではないので、TPOをわきまえて使いましょう!
ではでは♪