最初は枯葉。。。というのがジャズを弾き始めたら通る道ですね。もちろんそれでもいいのですがブルース/リズムチェンジも是非同時進行で練習するといいです。
上の写真はチャーリー・パーカーのオム二ブックの目次ですが、赤線がブルース、青線がリズムチェンジです。この2つのコード進行がこの本の2/3くらいを占めています。これを見ればいかにこの二曲がジャズのなかで重要なのか分かると思います。
といっても、初心者でチャーリー・パーカーが簡単に弾けるわけないのでながーーーーい目で見て練習してくださいね。
チャーリー・パーカーから学ぶブルースとリズムチェンジ
メロディー、コード進行の効率的な覚え方
メロディーやコード進行を覚えるのが苦手。。。と言う方は読んでみて下さい。
なぜブルース/ Bluesesがいいのか?
ブルースは基本的に1度、4度、5度という超基本のコード進行になっています。このコード進行の物語を体に入れることでスケールやソロの組み立て方などが学べるわけです。
ブルース簡単じゃん。と思う方はこのパーカーのオム二ブックに載ってるソロを練習してみましょう。実際にパーカーのソロに向き合うと聴いていたときは全然聴いてなかった、、、と気付きます。ちなみに下がパーカーのオム二ブックに載ってるブルースです。
Another Hair Do
Au Privave
Back Home Blues
Barbados
Billie’s Bounce
Bloomdido
Bluebird
Blues (Fast)
Blues For Alice
Buzzy
Cheryl
Chi Chi
Cosmic Rays
Cool Blues
Hot Blues
K.C Blues
Laird Bird
Mohawk
Now’s The Time (old)
Now’s The Time (new)
Parker’s Mood
Perhaps
Si Si
Visa
やっぱパーカーはすげーや!
Rhythm Changesを練習する意味は?
リズムチェンジのコード進行は1-6-2-5などの王道進行が出てきます。コードが目まぐるしく変わるので難しいような気がしますが、冷静に分解するとそれしかないので覚えやすいし、ソロの方法は他の曲にも応用が利きます。下がパーカーのオム二ブックに載ってるリズムチェンジです。
Thrivin’ From a Riff
An Oscar For Treadwell
Celerity
Chasing the Bird
Constellation
Anthropology
Kim
Moose The Mooche
Passport
Red Cross
Shaw Nuff
Steeplechase
Dexterity
他にもたくさんの録音があるらしいですが、僕はそこまでは追ってません。。。
全部の調で練習しよう
ブルースもリズムチェンジも実際は単純なコード進行なので12キー全部で演奏できるようにしましょう。メロディーは置いておいてコード進行だけでも弾けると実力アップに繋がります。
Charlie Parker Omnibook/チャーリーパーカーのオムニブック
オムニブックにも色々なキーC/Bb/Eb、ヘ音記号などのバージョンがあるので自分の楽器に合わせて買ってください。
『すごいジャズには理由(ワケ)がある』のパーカーの話読んだほうがいい
『すごいジャズには理由(ワケ)がある』という本があるんですが、この中でパーカーについて語ってる章があるんですが、めちゃくちゃ面白いので是非読んでみて下さい。この本でもチャーリーパーカーのオムニブックはパーカー以降のジャズミュージシャンはみんな弾くべき課題だと言っています。