ここでは、音楽制作時にのってしまうノイズの様々な対策方法を紹介します。
それと、録音の時スピーカーで聴いていると、気にならないノイズもヘッドホンで聴くと大分気になる場合があります。ですので、録音を開始する前に1度、ヘッドホンでノイズの確認をすることをおすすめします!
録音が終わってからのノイズ処理には限界があるので、出来るだけノイズを失くして録音したほうがいいです。
【ノイズ対策】音楽制作、録音時にのってしまうノイズ軽減の方法
ギターやシンセからミキサーに送る場合。ゲインの調整は出来てる?
ギターやシンセからミキサーに送る場合、ミキサーで入出力レベルを調節します。その際にゲインで入力を調整しますが、これが適切でないと『サー』といホワイトノイズが混入します。
アナログ機材を使うと、どうしてもノイズはのってしまいますが、ゲインを上手く調整すれば極力減らすことが出来ます。
USBでパソコンから電源を供給している場合、ループすることでノイズが発生している
パソコンからUSBで何個かの機材(例えば、オーディオインタフェース、シーケンサーなど)電源を供給している場合、ループすることでノイズが発生している可能性もあります。その場合、一個ずつ外してどこがノイズの発生源か確かめましょう。
僕のケースでは、Yamaha Reface DX というシンセのmidiを繋ぐと、ノイズが出る。ということもありました。
ノイズリダクションペダルで解決
ギターやベースの場合、弦から手を離すと『ビー』となったりする場合があります。特にペダルを多く繋げると、さらにノイズは増し増しに。これを防げるのがノイズリダクションペダルです。
バランス接続でノイズ軽減
ケーブルには「バランス接続」と「アンバランス接続」というものがあります。ギターとかに使われるモノケーブルは「アンバランス接続」で、マイクなどに使われるXLRケーブルは「バランス接続」です。このバランス接続にするとノイズが激減します。下にどんなものか書いていきますね。
アンバランス接続
シールドなんて言われる、なじみの深いケーブルです。このケーブルはアンバランス接続で、ギターなどに接続して使います。
安いケーブルだと、音も痩せるし、接触が悪くてノイズがのったりもします。長く使えるものなので、せっかくなら良いもの買った方がいいです。僕も使わない安物ケーブル沢山もってますw
バランス接続
そしてこちらがバランス接続。簡単に説明すると、写真の通り3本で接続しノイズをキャンセルしてくれる働きを持っています。この説明をすると長くなるので、ここでは書きませんが、とりあえずノイズをキャンセルしてくれるんです。長いケーブルを使う時などにも使われます。
他にもプラグタイプでバランス接続できるTRSケーブルというものもあります。これもXLRケーブルのように3個の線で構成されています。このTRSケーブルはエフェクターのボリュームペダルなどでも使いますね。
バランス接続は何でも出来るわけではない
じゃあ、何でもバランス接続でいいじゃん。と思うかも知れませんが、機材によってはバランス接続に対応していません。例えば、ギターやエフェクトペダルに上記のTRSケーブルを挿してもバランス接続にはなりません。
D.I ボックスなどを使った場合、XLRケーブルを挿せる様になっているので、そこからミキサーまでをバランス接続に出来ます。
各機材の説明書にバランス接続かアンバランス接続か書いてあるので、気にして読んでみましょう。
電源ケーブルとオーディオケーブルの処理
電源ケーブルとオーディオケーブルは触らないようにしよう
電源ケーブルと音声入力のケーブルは触らないようにしましょう。電源を通る電気がオーディオケーブルにあたっていると、ノイズが発生する場合があります。お互いが触れ合わないようにしましょう。
オーディオケーブルは出来るだけ短く
50cmで足りる所をケーブルがないので3mのケーブルなど使っていると、ケーブルの余りが色々な所に接触します。出来るだけ短いケーブルを使うとスッキリしてノイズ軽減にも繋がります。
ケーブル、高いですけどねえ。。。
電源を改善しよう
電源はすごく重要で、音質にも関わります。でも、この電源の改善の世界はドブドブに深い沼でして、電源プラグをアース付きの3芯に交換したり、電源の分配器を買ったり、書くと長いし、僕も大してやっていないので、電源はすごく重要だよ!とだけ書いておきます 笑
電源関係は値段がかかるので、上記のものをやって、とりあえずノイズを減らす努力をしてみるのがいいと思います。
のってしまったノイズはプラグインで消そう
執筆中。。。