基礎練習の代表格スケール、トライアドの効率的な練習方法
スケールは大事よ~。スケールは音楽の基礎よ~。奥さん今日はどのスケール弾きました?スケールの本持ってこい!っと言葉を変え、姿を変え、今までいたる所でスケールの重要性が説かれている状況に出会いました。
そんな、みんなが噂するスケールの練習方法を紹介します。
スケールとは?アルペジオとは?
分からない方は、こちらをご覧ください。
ながーく弾く
基礎練習なので、全弓を使ってゆっくり練習しましょう。
弓が弦とあたっている部分を意識しながら、綺麗な音を心がけて練習します。
良く聴く
ながーく弾いたら、良く聴いて、音程が合っているか考えます。
合っていないと感じたら、すぐに動かさず高いのか低いのか考えましょう。
それから、鍵盤楽器やチューナーなどで答えあわせをします。
持続音を出して、ハモらせる
キーボードなどがあれば、練習したい Key のルートの音(Key F-Dur だったらF、Key E-moll だったら E、つまり、そのKeyのドの音)を鳴らしっぱなしにします。
その上で、順番にドレミファソラシドをゆっくり弾きます。
ハモリを確認する
これでなにをするかというと、音のハモリを確認できるんです。
最初は、歌ってみても良いです。
耳を澄まして、綺麗にハモッている音を聴きましょう。
私が使っているキーボードはこちら。小さいのでチェロのすぐ近くに置いて音程を確認できます。音質も綺麗で音色も多彩です。
ちなみに私が使っているのは、上の緑です。押したい鍵盤の上に、ミュート用のゴムを置いて押しっぱなしにしています。
こちらは、鍵盤の数が多いです。
チューナーを使って音程を確認
これは、賛否両論あります。
なぜなら、綺麗にハモッた音はチューナーの真ん中からちょっとずれるからです。
綺麗にハモらす練習は上の練習でやって、チェロ単体でのスケール、トライアド練習はチューナーで確認しましょう。
私が使っているチューナーはこちら。
クロマチックチューナー(半音で表示できる)でSoundのボタンを押せば、その音程の電子音がでます。
しかも頑丈。何度床に落としたことか。。。
共鳴で確認
G線のCを押さえて弾いていると、音程が合っていれば、下のC線も共鳴して震えます。
A線のGを押さえて弾くと、G線が共鳴します。
ほかにも、沢山共鳴するポイントがあるので、これをはずさないように、またははずしても気付けるようにしましょう。
全音、半音の指の幅を意識
全音と半音の指の幅をしっかり意識して体に刻みましょう。
これが、出来ないと速く弾いた時にガタガタの音程になります。
でも、時間のかかることなので、あせらずやってください。
おそらく、音程がずれる所には自分の癖があると思うので、そこには ↑ 、↓ などのチェックを楽譜に入れましょう。そうすれば、いつでも意識できます。
まとめ
音程は弦楽器で非常に難しいところであり、最も重要なことです。
時間がかかるのは仕方がない、焦らずゆっくりしっかりと!
では、良い音楽ライフを♪