現在の音楽は多種多様になり、環境音などを取り入れて作られることも多いです。映画音楽はもちろん、ヒップホップビートのサンプリング素材としてや、テクノなどにも使われますね。
ここでは、ASMR動画やフィールドレコーディング用の高性能マイクを紹介していきます。ただ、マイクも凄い量あるので、種類に応じて厳選して紹介します。
その種類は、
- スマホで使えるマイク
- 高性能ハンディレコーダー
- バイノーラル録音マイク(耳に装着して立体的な音が録音できるマイク)
です。
ASMR動画、フィールドレコーディング用のおすすめハンディレコーダー、マイクを紹介
スマホで使える高性能マイク
坂本龍一さんも2017年制作のアルバム 『async』の制作インタビューでスマホにマイクをつけて撮っているのが見れます。
記事はこちらで読めます。
アルバムのプレビュー
MV88A
これは写真の坂本さんが使っているものです。音質は間違いないです。初めて使ったらビックリしますよ。
これは、iphoneでビデオを撮るときに、音声も録音したい人用のセットです。
ZOOM ( ズーム ) / iQ7 MSステレオマイクロフォン
日本の老舗ZOOMのマイクです。Zoomマイクからエフェクターなど色々作ってますが、歴史があり廉価ながら品質バッチリのメーカーで僕も色々持ってます。機能は動画で見てもらってわかるようにいろいろな場所で使えます。
iPhone/iPad 用
android用
高性能ハンディレコーダー
スマホ用のマイクも便利で良いですが、専用のマイクの方が機能も色々ついています。スマホの充電を気にしなくていいのもいいですね。
ハンディレコーダーは色々なメーカーから出ていて、どれも品質は良いです。ただ上位機種になるとマイク録音の他にXLRマイクジャックがさせたり(別のコンデンサーマイクが使える)、4トラック・レコーダーとして楽器の録音が出来たりします。
下で両方分けて紹介します。
中位機種(マイクのみ)
ZOOM ( ズーム ) / H1n
人気のH1シリーズです。
まずサイズが小さい、持ちやすい。これは結構重要なポイントです。しかも、本格的XYステレオマイクを搭載しています。つまり、臨場感溢れた、立体的な音像を収録することが出来ます。楽器演奏やライブコンサートはもちろん、自然環境音の録音にも最適。
そして、なにより安い。。。
それと、買うならアクセサリ付きをおすすめします。ウインド ジャマーという風除けとかが付属してます。これがないと風の音が入ってしまい、外で録音できません。
TASCAM ( タスカム ) / DR-07X
こちらも人気のレコーダーです。
値段は上で紹介したZOOM ( ズーム ) / H1nとほぼ同じです。現在はサウンドハウスでは売り切れになっています。
上位機種
ここからはただ録音する以上の機能がついた機種です。音楽制作している方は少しこっちのお金出してこっちの方がいいかなと思います。
ZOOM ズーム – H4nPro
これは上で紹介したH1nの上位機種です。
大きな違いは何よりXLRマイクジャックがさせます。
XLRマイクジャックがあると何が出来るのかと言うと、
+24Vや+48Vのファンタム電源も供給できて別のコンデンサーマイクを使うことが出来ます。またXLRケーブルはノイズが乗りにくいです。
その他ステレオミニジャック仕様のマイク入力を装備していて、2.5Vのプラグインパワーを必要とするエレクトレット・コンデンサーマイクを接続することもできます。
要はこのマイクをスタジオの録音にもこれをもっていけば、いろいろな場面ですぐ録音できます。
ZOOM リニアPCM/ICハンディレコーダー H6
上で紹介したものの上位機種。様々なシーンでの録音に対応する最強版(この上にH8というものもありますが)です。上で紹介したH4nProでも十分なんですがそのされに上を行く機能搭載です。
・最高24bit/96kHzのWAVフォーマットで、最大6トラックの同時録音が可能
・凄いのが先端を交換可能で、付属しているのはXYステレオマイクのみですが、追加購入すればショットガンマイクなども使えます。全部バラで買った場合相当な金額がかかりますが、H6を持ってれば先端の購入だけで済みます。
ここまでマイクを必要とする人はプロですが、機材が変われば発想も変わるもの。個人的には重厚なデザインが大好きです。
悪い点をあげるとデカイ!です。ただ6チャンネルのマルチトラックレコーダーとしても使えると思うと、やっぱりコンパクトだな。とも思い直します。
バイノーラル録音が手軽に行えるイヤホン一体型マイク
バイノーラル録音とは、そのヘッドホンを普通に装着し、耳で聞いているままの音を録音するもので、ヘッドホンで聴くことを想定した録音方法です。人間の耳に近い条件で録音することで、ヘッドホンやイヤホンで再生したときに、録音したそのままの臨場感を再現することができます。
街中の騒音を録音するのにも、マイクをかざさないでいいのがいいですね。アンビエントミュージックで使ってるアーティストが多いです。このマイクはサブとして一個持ってるといいです。
CS-10EM ASMR バイノーラルマイクロホンイヤホン
使ってる人が多い人気の高いマイクです。ヘッドホンを使って聴くと臨場感が伝わります。
Mu6 Lifelike2バイノーラルVR録音イヤホン
【バイノーラルレコーディング】全方向収録可能なマイクが左右で装着され、リアルな3Dサウンドを録音できます。「ASMR」「音フェチ」ファンの方やVlogの撮影をしてる方などにお勧め。
まとめ
録音の際、当然ながらマイクは最も重要な要素になります。ここで紹介したマイク、レコーダーはどれも素晴らしいので、自分の使いたいシーンに応じて選びましょう!
スマホかハンディレコーダーを手に持ち、耳にはバイノーラルマイク、そしてニヤニヤしながら街を歩けば録音の王になったも同然ですね。多分職務質問されるのでそなえておきましょう!
安い値段でプロ品質の素晴らしい録音ができる現代に感謝です!!
あとRAの特集ですが、このページも面白いですよ!