慌しい毎日の生活。。。自分を休ませる練習をしよう

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このブログでは基本、音楽関係のことを書いてるんですが、今回は趣旨を変えて生活について書きます。生活あっての音楽ですから。。。

 

ところで、矢作直樹さんと言う方を知っていますか?

お医者さんで、東京大学名誉教授の方です。そんな方が『医者』という、いわば科学的に人体に取り組む立場にありながら、魂などについて書いた本『人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-』という本を出版し話題を呼びました。

 

そんな矢作さんの著書で『自分を休ませる練習』という本がアマゾンのUnlimitedで読めたのでなんとなく読んだのですが、すごく面白かったので紹介したいなと。

 

慌しい毎日の生活。。。自分を休ませる練習をしよう

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矢作直樹さんの動画

とりあえず、矢作さんがどんな人か動画で見てみましょう。興味があればそのまま見てもいいし、とりあえず、下に読み進めてもいいです。

ちなみにこの動画の矢作さん。何歳だと思いますか?動画を少し見て勘で答えてみてください(答えは下に)。

【5金スペシャル・Part1】矢作直樹氏:霊魂と肉体: あの世とこの世を分かつもの

 

1956年生まれでこの動画が2013年なので、57歳!です!!

心が綺麗だとやっぱり外見に出るんだなあ。。。

 

当たり前のことに気付こう

この本に書いてあることは、仏陀の教える原始仏教と共通することが沢山出てきます。例えば、

・現在に気付く(今を大切にする、心配をしている未来は今の先にあることに気付く)

・感謝の気持ちをもつ

・嫌な仕事も考え方で楽しめる

とかですね。全部当たり前のことです。多分みんな聞いたことあると思います。

また、お医者さんなので、健康への気の使い方なども(若干高齢者向けに)書かれています。

 

でも、私たちは『当たり前の事』をすぐ忘れて慌しく生活しています。僕は原始仏教が好きで色々本を読んで『はぁ~なるほど。』と思っても、日々の生活に埋もれると忘れがちになります。

ちなみに、仏教とか言うとすぐ→宗教→嫌!ってなる人もいますが、原始仏教は全く宗教感はないです。心理学です。日本に伝わってる仏教は少しスピリチュアルな感じになってますが。面白いですよブッダの話。貯金しよう!とか、腹八分目にしよう!とかも言ってますからね。

 

この本で個人的に面白かった部分 ~残心~

全体的に一章の中に何部と、簡素に書かれていて、たまに適当なページを開いて読める本です。その中で僕が個人的に印象に残ったのは残心という言葉。残像拳じゃないです。

残像拳

「残心、という言葉をご存じでしょうか?  弓道、剣道、柔道などの武道、さらに伝統芸能の世界でもよく使われる言葉です。  意味としては「それを終えた後、力をゆるめる、あるいはくつろぎながらも、まだしっかりと注意を払っている状態」です。

気持ちが途切れていない状態、とも言えるでしょうか。 日常生活でも、残心を生かしてみたらいかがでしょう。

ドアや襖は、静かに、最後まで閉める。湯飲み、コップ、食器は、静かに置く。静かに歩く。無用な音を立てない。  これらは所作としても美しく見えます。 食事を済ませた途端、バタバタと立ち上がらない。

余韻を大事にしてください。お茶を飲み、落ち着いてから片付けましょう。」

(『自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス』(矢作直樹 著)より)

 

特別に躾に厳しい家や、接客業、茶道などをやったことがある方は聞いたことや、体に染み付いている方もいるかも知れないですが、僕はそういった事は無かったので『ハッ!』としました。

僕は楽器を弾くし、コンサートにもよく行きますが、演奏は終わりが大切です。楽譜を最後まで弾いたからと言ってサッと立ち上がっていなくなる演奏家はいません。最後の音が消えてなくなるまで、その後の静寂まで意識を巡らせます。

でも、演奏中は素晴らしい音楽家でも、普段の生活はイライラしていたりすることはよくあります。そうではなく、その演奏のように普段も生活しよう。と。。。

こういう日頃の所作。大切だなと思いました。

 

宮澤賢治 – 農民芸術概論綱要 を思い出す

宮澤賢治

その動作のはなしで宮澤賢治の農民芸術概論綱要の一節を思い出しました。

 

詞は詩であり 動作は舞踊 音は天楽 四方はかがやく風景画
われらに理解ある観衆があり われらにひとりの恋人がある
巨きな人生劇場は時間の軸を移動して不滅の四次の芸術をなす
おお朋だちよ 君は行くべく やがてはすべて行くであらう

宮沢賢治 農民芸術概論綱要

 

まとめ

この本に書いてあることは、前にも書いたとおり当たり前の事です。でも、それを忘れてイライラしたり、将来に漠然とした不安を持ったりするのが私たち。

一人一人が美しい所作で、感謝を忘れなければ世界は変わるだろうな。と思うけど、やっぱり忘れてイライラしたりするんだろうな。と思うけどせめて自分は出来る限り綺麗な所作で行こう!と思いました。というか最近ドカドカ慌しく歩いてたな。。。と。

僕にもし会って綺麗な所作で無かったなら肩をポンッと叩き『詞は詩であり 動作は舞踊 音は天楽 四方はかがやく風景画』と言って下さい。『ハッ!』とした顔であなたを見ることでしょう。多分。

他にも人によって、ハッ!っとなる部分が違うと思いますが、良書なので是非読んでみて下さい。30分もかからずに読めるし、amazon unlimited なら無料で読めます。