作曲のありがちな失敗集


ここでは自分への反省を含めて、経験談からありがちな失敗を紹介します。


コード進行は複雑なら良いわけではない

 

基本的にコードは、1,4,5度があれば十分です。コードを複雑にすれば音楽のレベルが上がるのかといったらそんなことはないんですね。

例えば、誰かの話が熱意がすごいんだけど専門用語ばっかりで、身振り手振りが激しくて、その割には要点が何なのか分らなかったら疲れますよね。

普通の流れの中に突然入る違ったコードにドキッとするわけで、全部がごちゃごちゃしてたらどこが見せ場なのか分りません。

音楽の流れに沿った、または物語性のあるコード進行をこころがけましょう。

 

 


短い曲でも一日で仕上げない

 

これは、DTMの話ですが、短い曲で盛り上がってると一日でマスタリングまでやってしまいたくなるんですが、一日置きましょう。

次の日に聴くと冷静に判断できます。

曲の完成 → 寝る → 改変、MIX → 寝る → マスタリング

寝てばっかりですが、こうすると後で後悔することが減ります。後からのやり直しは時間も無駄にかかりますし、気分的にものりません。

 


内容がないよう

 

音楽のジャンルによりますが、DTMで作る際は癖のない音色で全部作ってから、音色を変えるといいです。

最初から気に入った音色で始めると、その音の良さにだまされて内容のない音楽になることがあります。

一つの音色でよい音楽が出来たら、音色変えたら更によくなります。

例えば、坂本龍一さんのアルバム『千のナイフ』やYMOのアルバムは、しっかり楽曲が構成されていて、かつ音色もかっこいいということで、あんなにかっこいいわけですね。

実際にそう作ったかは定かではないですが、たまにあるピアノ編曲など聴いてもかっこいいと言うことが、その証拠となるのではないでしょうか?

おすすめのエレクトロミュージックでも紹介しましたが、RICHARD D. JAMES (Aphex Twin)のこの曲などが良い例ではないでしょうか。

RICHARD D. JAMES (Aphex Twin) – funk 5


なんとなく始める

 

DTMの際になんとなくシンセをいじっていて『あっこれ、かっこいいな音だな。』と思って何も考えずに始めるパターンはたいてい失敗に終わります。

短いジングル(3秒くらいのもの)なら別にいいですが、長い曲を作ろうとすると、たいてい途中でつまづきます。

アイデアがあったら、その音色を保存しておいて、最初にそのアイデアを元に楽曲全体の構成を考えましょう

結果的に時間短縮になり、完成度も上がります。


メロディーの音符多すぎ

 

音楽に種類によりますが、最初のうちは音符をぎっしり書き込みがちです。

実際に歌ってみるとよくわかります。ゆったりとしたメロディーを書くようにしてみましょう。

バッハの器楽曲なども音符が多いですが、細かいながらも、全体的にゆったりとした流れがあり無駄がありません。

 


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Y-Bit Music

ベルリン在住、作曲家。 ゲーム音楽、ヒップホップビート、クラブミュージック、現代音楽とジャンルレスに活動中。全ての音楽を平等に愛し、面白い音楽をつくることを目標に生きています。 『空いっぱいの  光でできたパイプオルガンを ちからのかぎり』