老舗エフェクトメーカー エレハモの変わったエフェクター【Frequency Analyzer】。もしくは、【Ring Thing】。
このエフェクターを通すと過激な?風変わりな音になります。テクノなんかに合う音?と言えるかな?バンドで使ったら『何やってン?』となるかな。そんな変わったエフェクターの音をギターだけならず、シンセやドラムマシンを使って紹介していきます。
とりあえずどんな音になるエフェクターか聴いてみましょう!こちらは私の作った動画です。せっかくなら、変わった楽器ということで、カリンバ、ドラムマシン、シンセサイザーの音にエフェクトをかけています。ついでにチャンネル登録してもらえると、動画を作るための、やる気が出るのでよろしくお願いします。
何でも狂った音にするエフェクトペダル Electro Harmonix ー Frequency Analyzer/ Ring Thing
Frequency Analyzer を使って色々な音を変調させてみる
ギターの場合。
歴代のFrequency Analyzer
Frequency Analyzer は今出ているものが3代目になります。
初代 Frequency Analyzer
最初のが70年代で今は結構高値で取引されてるようです。音も良いらしいですが、ノイジーだそうです。固体によるかも?
2代目 Frequency Analyzer
この2代目のものを所有しています。買った時には現行のものも出ていて、しかも現行の方が安かったのですが、『古いもんの方がなんかいい。気がする。』という、よくわからない理由でこちらを買いました。そういうのありますよね。。。ただ、この2代目。超でかいので、お気をつけください(コンパクトエフェクター3つ分くらい)。
3代目(現行) Frequency Analyzer
現行がこれなんですが、あんまり日本市場で売りに出ていなくて、楽天でしか見つかりませんでした。
Frequency Analyzer より良いかも?『Ring Thing』
でも、違ったバージョンのエフェクター【Ring Thing】があります。実はこっちの方が色々出来ます。メーカーサイトにも、『Ring Thingは、ELECTRO-HARMONIXのリングモジュレーター・Frequency Analyzerにさらに機能を追加し進化したモデルです。』とありますね。
4つの機能
(1)リング・モジュレーション
上で紹介した Frequency Analyzer はこれが出来るエフェクターです。
下の機能はついていません。
(2)UB:アッパー・バンド・モジュレーション
入力音の高音だけエフェクトをかけられます。
(3)LB:ローワー・バンド・モジュレーション
入力音の低音だけエフェクトをかけられます。
(4)PS:ピッチシフト
2オクターブ上下までピッチシフトが出来ます。この機能は Frequency Analyzer にもついてます。
私が動画で動かしてるのは、このピッチシフトです。Ring Thing は2オクターブまでなのに対して、Frequency Analyzerは『上5、下5オクターブの10オクターブ』までピッチシフト出来ます。でも、正直上げまくった音と、下げまくった音は、あまりいい音ではないかな~と思いますので、2オクターブ上下出来れば、十分です。
5つのモジュレーション波形
Frequency Analyzer は波形は選べないのですが、Ring Thing は5つの中から選べます。
- 矩形波
- 正弦波
- 鋸歯状波UP
- 鋸歯状波DOWN
- 三角波
ここからはエフェクターの原理を知りたい人へ。リング変調って何?
一応このエフェクターが何やってるのか?書いときます。
「リングモジュレーション」原理は、
「OSC1の周波数」と「OSC2の周波数」の「合計と差」を出力することです。
例えば、
OSC1を440Hz
OSC2を160Hzで発声した場合
合計 : 440Hz+160Hz = 600Hz
差 : 440Hz-160Hz = 280Hz
最初に入力した440と160は消えて『600Hzと280Hz』が出力されます。
何言っとん?と言う方は、とりあえず、元の音をグニャグニャにして、音程感もなくすエフェクターと思ってもらえれば。もし興味があれば、こちらをお読みください。
ということで、変わったエフェクター Frequency Analyzer/ Ring Thing の紹介でした。
良い音楽ライフを♪