ジャズのセッションでロストしてしまう。。。
僕も散々ロストしました。しかもあせって適当な音で弾いて更に訳が分からなくなると。。。
そうならないためにもここではロストしないための練習方法をまとめました。
・コード進行のイメージをしっかりもつ
・4小節の感覚を手に入れる
・コード譜を写真のように覚える
・自分に自信をもつ
ジャズのアドリブでロスト(どこか分からなくなる)しない為の練習方法
①メロディーとコードを関連付けて覚える
メロディー楽器なら弾けるのは当然ですが、ベーシストも弾けるように、ドラマーも歌えるようにしておくと曲の理解度が上がりロストしにくくなります。
このときメロディーのどの部分が何のコードなのか?何小節目なのか?を常に意識して弾きましょう!
ソロでロストしまう時の練習方法
メロディーの練習方法で良い練習方法があります。上の図のように2小節メロディーで、次の2小節がソロ。またメロディー。などメロディーとソロを行ったりきたりする練習です。
これが出来ればいつでもメロディーに戻れると言うことなのでロストすることはなくなりますし、ソロの練習にも最高です。
②コード進行のイメージ(ストーリー)をしっかりもつ
メロディーを覚えるようにコード進行の流れを感じます。
メロディーと同じようにコードには流れがあります。メロディーとコード進行が結びついていればメロディーだけ覚えているより確かになります。ピアノだったら、曲の練習の時にコードも弾くので問題ないと思いますが、メロディー楽器に場合はコード聴けないですからね。
多分知ってると思いますが、iReal Pro というアプリは伴奏してくれますし、スタンダード曲だったらYoutubeで『曲名+Backing track 』検索すれば出てきます。ただそれに合わせて弾くのではなくて、コードの響きとメロディーの絡みに耳を傾けます。
演奏中に他の楽器の音を聴いてコード進行を感じれるということは、全体の音を聴けているので更に音楽性も深まります。これ大事です!
曲の中で特別な部分を見つける
A-A-B-Aなどの構成を覚えていても音楽に入り込みすぎて『あれ?今どこのAだっけ?』ってなったりしますよね。でも曲の中でどこか特別な場所や違った場所を頭に入れておくとロストしても戻れます。
上はJust Friendsのコード進行ですが丸で囲んだ部分の違いをコードの響きで理解するようにしましょう。他の曲でも大抵はクロマティックで進む場所があったり特別な部分があるのでそれを頭に入れておくだけで大分楽になります。曲で転調する場合なんかはわかりやすいですよね。
理論もわかっておくと色々楽です。
③音楽を聞きまくって4小節の感覚を手に入れよう
これはそのまんま4小節の感覚を体で覚えるということです。ジャズを含めたポップ音楽は基本的に4小節単位で成り立ってますよね。なのでこの4小節単位を意識していれば自分の位置を大きな目で見れます。ジャズを聴いてるときもただ聴くのではなく小節を意識して聴きようにしましょう。
また4小節単位の頭で縦にコードを覚えておくのもいいです。
上のコード進行ならC G Am7 A7……と言う感じですね。4小節のどこかでわからなくなってもまた次の4小節から復帰できます。
④コード譜を写真のように覚える
これは単純にコード進行を写真のように絵で覚えておきます。
曲が進むにつれて頭のコード譜も進行していきます。頭の中でアプリが動いてるような感じですね。でもコード一個一個じゃなくて全体像を把握しておくと安心です。
⑤自分に自信をもつ
これは大分大事です。『多分合ってるかな?』みたいな状態で演奏していると、他のミュージシャンが他のコードを弾いたら『あ、今そこ弾いてるの?』となり他の部分を弾いてみたけどやっぱり合ってた。『戻らないと!あれ?今どこ?』となります。
他のミュージシャンが何をやろうともブレないことも大切です。でもバンド全体がよくわからなくなって仕切りなおし的な雰囲気になったら柔軟にあわせることも大切ですよ。
でも基本はブレない姿勢が大切です。
まとめ
・メロディーとコードを関連付けて覚える
・コード進行のイメージをしっかりもつ
・4小節の感覚を手に入れる
・コード譜を写真のように覚える
・自分に自信をもつ
これが出来ていればロストすることはなくなりますし、ロストしても戻ってこれます。
では良い音楽ライフを♪