パソコンから沢山のシンセサイザーや、ドラムマシンを同時に操りたい。
一つのシーケンサーから、シンセサイザーや、ドラムマシンを同時に操りたい。
というあなたに必要なのは、MIDIスルー/スプリッターボックスです。
こちらの記事では、『Arturia Beatstep Pro』という最強クラスのシーケンサーを紹介していますが、この中でもMIDIスルー/スプリッターボックスを使っています。
MIDIスルー/スプリッターボックス・マージボックスおすすめを紹介
MIDIスルー/スプリッターボックスの機能
MIDIスルーボックス(もしくはMIDIスプリッター)というのは、一つのMIDI信号を沢山に増やせる機材です。これを繋ぐことにより、沢山のシンセやドラムマシンに繋ぐことが出来ます。
例えばDTM上のMIDIトラック1~5をそれぞれのチャンネルに設定したシンセに送れば、同時に操ることが出来ますし、ある機材(シーケンサーなど)を親にして、そこから色々なシンセを操ることも出来ます。よく必要とされるのは、こちらです。
MIDIマージボックスの機能
MIDIマージボックスというのは、複数のMIDI キーボードやMIDIコントローラーからのMIDI信号をひとつにまとめて出力するための機材です。MIDIスルーボックスの逆ですね。
MIDIマージボックスを使うと、複数のMIDI キーボードやMIDI コントローラーで 1 つの MIDI 音源をコントロールしたりすることができます。
例としては、一つの音源モジュールを異なる2台のMIDIキーボードやシンセサイザーで演奏したい場合必要ですが、私はまだ必要だな。。。と思った時はないです。持ってる機材によりけりですね。
MIDIスルーボックスのおすすめ
KENTON / THRU-5
定番のように人気があるのが、KENTON / THRU-5です。私も使っています。ただUSBは付いていません。なので、使っているオーディオインターフェースにMIDI OUTが無いと、パソコンと連携は出来ません。そこだけ確認しましょう。
THRU-12 という12個のポートが付いているものもあります。
Nektar Technology MIDIFLEX 4 USB
これはUSBが付いているので、パソコンから直に繋げます。また、MIDIスプリッターとマージボックスが複合していて、どちらとしても使えます。
Miditech / Midithru7
Miditech MIDITHRU7は、1入力、7出力のMIDIスルーボックスで、こちらはUSB付ですが、パソコンと信号のやりとりをするというのではなく、電源供給のためのUSBです。
値段も手ごろで7アウト!高品質のドイツ製です!
MIDIマージボックスのおすすめ
Kenton / Merge-4
これも定番です。8個の入力をまとめるものも出ています。
Miditech / 4merge
まとめ
どれも同じく高品質なので、あまり迷わずともオーケーです。私が使ってるのが、KENTON / THRU-5 ですが、機材が増えると、5出力はすぐ埋まってしまうので、Midithru7 がいいかもしれません。中々壊れるものでもないので。
では良い音楽ライフを♪