他の記事でオシロスコープという機材を使って波形を見ることが出来る、という記事を書きました。
実はそれを発展させてオシロスコープ音楽というものがあるんです。
ここでは、そのオシロスコープ音楽の紹介と実際に作れるソフトを紹介していきます。
音楽が図形を作る、図形が音楽を作る。オシロスコープ音楽
オシロスコープ音楽
まずはどんなものか見て聴いてみましょう。
『X-Yモード』で見るリサジュー図形
上の動画はオシロスコープの機能の一つである『X-Yモード』を使っています。
X-Y測定モードでは、CH1 INPUTへ入力された信号をY軸(垂直方向)信号、CH2 INPUTへ入力された信号をX軸(水平方向)としてリサジュー図形(Lissajous figure)による測定状態になります。
つまり、2つのチャンネルを使って1つの音が縦軸、もう1つの音が横軸になって図形を作ってるんですね。
で、そのリサジュー図形というのは上の動画で見たあの平面図形のことです。
Windowsで使えるフリーソフトのオシロスコープを紹介
こちらでフリーのオシロスコープのソフトを紹介しています。
オシロスコープ音楽を作ってみよう!
一部の方々は作りてえ。っと、ドキがむねむねしてると思います。
しかし、実際に図形を作るには数学の高度な知識が必要になります。が、優秀な方々が簡単に扱えるプログラミングソフトを開発してくれました。
ということでソフトウェアを紹介します。
Pure Data
フリーのプログラミングソフトウェアです。
この動画でどんな感じか説明してくれています。
OsciStudio
有料ですが34€(4,000円位)と安いです。
2個目の動画がこの記事の大半の動画を占めている Jerobeam Fenderson が OsciStudio を使って作ったものです。スゴイですね。ずっと見ちゃいます。
Max for Live patches
こちらはMax for Liveでつかえるフリーソフトです。
余談:MP3ファイルの波形を比べると。。。
一番上で紹介した動画のJerobeam Fendersonの動画で面白いのがあって、MP3ファイルの波形を見比べたものです。
MP3は音楽のファイルサイズを小さくする為に圧縮したものです。色々圧縮度合いを選べますが、みなさんだいたい192KBit/sとかでitunesに取り込んだりしてるのではないでしょうか?
非圧縮のWAVEファイルは形綺麗。
320KBit/sでも多少形が崩れ、
40KBit/sになると形を留めてませんね。
その動画はこちら。
まとめ
ということで、ざっとオシロスコープ音楽を紹介させていただきました!
僕も興味はありますが、今は他の形態の音楽に興味があるのでやるのは先になりそうです。
もし、オシロスコープ音楽を作ったら是非送ってください!聴けるのを楽しみにしてます!
では、良い音楽ライフを♪