PCMシンセサイザーってあるけど一体何なんだ?
ということでその構造を書いていくぜ!
デジタルシンセとアナログシンセの違いはこちら
PCMシンセサイザーって何?わかりやすく解説、おすすめのPCMシンセサイザー
PCM(Pulse-Code Modulation/パルス コード モジュレーション)の原理
PCMは1982年に発売されたCDと共に一般に普及しました。CDって1982年からなんですねえ。へー。CDもPCM形式です。それでそのPCMとはなんなのか?
PCMというのは要はサンプリングです。
上の図の赤線が本当の音の波形で、灰色のものがデジタル処理された音。
つまり、アナログの音をデジタルに変化させるわけですね。上の画像を見るとガタガタになってるやんけ!と思うかも知れませんが、この図は拡大したものでCDの音質を聴いても分かるように良い音です。
サンプリングレートとBit
サンプリングレートとBitというのがありまして、
サンプリングレート=1秒間に何個に分けて録音するかというもの、上の図の横の幅。
Bit=音の高低の幅や音圧をどのくらい表すか、上の図の縦の幅になります。
サンプリングレートって何?
サンプリングレート(サンプリング周波数)とは、Hzで表され、「一秒間をどれだけ細かくするか」というものです。
CD音質の44.1Hz は一秒間に、44100に分けて録音されています。なのでこの数字が大きければ、音質が良いということになります。
みなさんお馴染みのオーディオインターフェースでは、ものによって96kHzや192kHzで取り込めますね。
サンプリングレートはアニメでいったら、一秒に何コマいれるのか?っていうことだな。ちなみにディズニーアニメは、一秒に24コマだそうだ。
bit数って何?
bitとは、「音の高低の幅や音圧をどのくらい表すか」です。
簡単に言うと下の図のようにbit数が低いと音が荒くなります。
ちなみにCDは16bit/44.1kHzだ。
音作りをしないならソフトで
要はPCMはサンプリングされた音なわけで、生に近い音が欲しい。特に自分で音を作りたいわけじゃないというならソフトシンセがおすすめです。
あらゆる楽器を搭載した高品質サンプラー「KONTAKT」を使う
KONTAKTというソフトサンプラーがあり、そこにファイルをドロップすればサンプラーとして使えます。
KONTAKTはただのソフトサンプラーでは無く、ギターサウンドや8-bitサウンド、オーケストラ、アナログドラムのサンプリング音源、DJ用のミキサー(パソコン上のミキサーで、勝手にテンポを同期してくれる)などなどがあり、さらにKONTAKT用に様々なメーカーが音源を作っています。
最初から色々な機材を買うならば KONTAKT を買って色々試したほうがいいと思います。
例えば、KONTAKT でドラムを叩いて、それをサンプリングなども出来るわけです。
要はKONTAKTはプレステみたいなもんで、ソフトを買い足して無限に遊べるサンプラーなんだ。もちろん最初から最高の音源も入ってる。
KONTAKT 6 PLAYER をフリーダウンロード
KONTAKT PLAYERは KONTAKTの機能限定バージョンで無料です。
ダウンロードの際に E-mail アドレスを入れなくてはならないですが、特に怪しい会社ではないので大丈夫です。
ほかにもフリーで使える音源も用意されているので試してみるといいですね。
僕は、KONTAKTを持っておいて、使えそうな音源を買い足してます。
あまり音源ありすぎても手に余るので。
KONTAKT 6 と音源をセットで購入
少し値段は張りますが、この KOMPLETE 12を買ってしまうのも良いです。
チョコチョコ音源を買っていくのに考えれば、経済的、時間的にも格段に安くすみます。
KOMPLETE のなかでも値段差がありますが、それは付属の音源の豊富さによります。
おすすめするのは、 KOMPLETE 12。
値段は7万円ほどしますが、プロの最高音質が手に入ります。
セットの中にKONTAKT 6 も付属していますので、すぐに使用できます。
例えばハモンドオルガンのサンプリング音源とか、ベース、ギター、ストリングス、有名なMassiveというソフトシンセとか。。
色々な楽器を買って演奏、録音する手間を考えれば7万は激安だ!
しかも自分で生楽器の録音は予算を考えるとあまり現実的じゃない。
まとめ
ということで、PCMの概要は分かったと思います。
自分の用途に合わせて機材を選んでいきましょう!
では良い音楽ライフを♪