ウィンナ・ワルツの特徴を知って演奏や作曲に活かそう

 

ワルツって全部3拍子でしょ?

 

と思ったら違うんですよ。ワルツにも実は色々なワルツがあります。

ここではウィンナ・ワルツの主な作曲家と音楽の特徴を紹介していきます。

他のワルツはこちらで。

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ウィンナ・ワルツの特徴を知って演奏や作曲に活かそう

ウィンナー・ワルツ/ Wiener Walzer(独)

ウィンナ・ワルツは19世紀のウィーンで室内で踊るダンスとして流行し、ウィーン会議を通してヨーロッパ中に広まっていった3拍子のワルツです。それでこのウィンナ・ワルツのリズムには独特の訛りがあります。そこら辺も含めて見て行きましょう。

 

余談:音楽関係無いのですが、日本語の発音が典型的な変なカタカナ読みで気になる。ドイツ語の読み方を日本語にしたら『ヴィーナー・ヴァルツァー』が近いと思うけど(僕はドイツ語がある程度喋れる)、まあ、『いや!僕が正しい!』って躍起になる必要もないのでおいておこう。

 

ウィンナ・ワルツは独特のリズムがある

下で紹介する動画でワルツのリズムを聴けますが、このリズムを聴いても分かるように、3等分ではないですね。2拍目が少し前に来てます。

2014 Vienna New Years Concert: Joseph Lanner, Die Romantiker Walzer (01Jan14)

 

これがウィンナ・ワルツのリズムだと言われますが、wikipediaではこのようにも書かれています。

ウィンナ・ワルツにおける3拍子は、3拍が均等な長さを持たず、2拍目をやや早めにずらすように演奏され、独特の流動感を生んでいるが、これは当時の演奏習慣ではなく、20世紀中頃に成立した習慣であるとする見解もある。

ウィンナ・ワルツ - Wikipedia

しかし、ウィーンの歴史の中で引き継がれてきたわけですから、このリズムが正しいということでしょう。

 

リズムのとり方

ダンスの音楽ですから、速すぎず軽やかに。

1拍目 強拍

2拍目 1拍目より弱く、少し早めに弾く

3拍目 弱く、軽やかに切る

 

全体的に軽やかなイメージです。

 

ウィンナー・ワルツの作曲家

「ワルツの始祖」Joseph Lanner(1801- 1843)/ ヨーゼフ・ランナー

まず「ワルツの始祖」と呼ばれる 始祖の巨人、ヨーゼフ・ランナー様。

後で紹介するヨハン・シュトラウス1世とワルツ合戦をしつつ、ワルツを磨いていきました。

シュトラウス一家に先立ってウィンナ・ワルツの様式を確立させたため、「ワルツの始祖」と呼ばれることがある。そして後にはヨハン・シュトラウス1世と対決しつつワルツを磨き上げていった(ワルツ合戦)。

ヨーゼフ・ランナー - Wikipedia

 

この動画は上で1度紹介したものです。

2014 Vienna New Years Concert: Joseph Lanner, Die Romantiker Walzer (01Jan14)

 

シュトラウス一族

「ワルツ王」と呼ばれるシュトラウス親子。

生前は「ワルツ王」と呼ばれたが、死後には長男ヨハン・シュトラウス2世にその名を奪われ、代わりに「ワルツの父」と呼ばれるようになった。音楽一家としてのシュトラウス家の始祖であり、次男ヨーゼフ・シュトラウスや四男エドゥアルト・シュトラウス1世も音楽家になり、さらにはその子孫からも音楽家となる者が出た。

ヨハン・シュトラウス1世 - Wikipedia

 

 Johann Strauss (1804 – 1849) – Radetzky March/ ラデツキー行進曲

生まれた年を見ると、シュトラウスはヨーゼフ・ランナーの3つ下なんですね。

ランナーはミヒャエル・パーマーの楽団の兄弟子でもありました。その中で色々な問題があり、独立し、いつしか認め合う二人はワルツ合戦に発展すると。

 

ウィーンでは新年のコンサートでウィンナ・ワルツを演奏します。お祭りのような感じですから、観客は手拍子をしたりしています。

この動画の指揮者は、ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)ですが、酔っ払ってんじゃない?って感じです。

新年ですからね。こういうの僕は好きですよ。真面目な演奏者は握手を断ったりしてますが、そしてボウを取り上げるという 笑

2014 Vienna New Years Concert: Johann Strauss, Radetzky March (01Jan14)

 

 Johann Strauss Ⅱ(1825 – 1899)- An der schönen blauen Donau/ 美しく青きドナウ

ヨハン・シュトラウス2世は息子です。名前が一緒なんですね。

この曲を聴くとウィーン!!と思います。

Blue Danube Waltz – New Year's Concert 2012 – Vienna Philharmonic

 

西洋音楽の歴史も学ぼう

話は逸れますが、西洋音楽の歴史を交えて音楽を聴くと、また違った面白さが発見できます。

作曲するときも、あの作曲家みたいにって言われたら『あーあの作曲家は、あの時代だから、こんな感じ』って分かるようになります。この本は面白いのでおすすめです。でも、ウィンナ・ワルツの話は出てきません。

 

他のワルツはこちらで紹介しています。

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