世界には色々な音楽があります。またミックスが音楽作品の方向性を決めているとも言えます。
ということで、ここで紹介する音楽の色々なミックスを聴いてみましょう!
ミックスの方法は、こちらに書いています。
音楽は自由。2ミックスも自由。色々なミックスを聴いてみよう
ルーツレゲエのメチャクチャなミックス
最初からコアな音楽に行きますが、70年代のレゲエのミックスはエンジニアによりますが、本能のミックスといえるミックスです。マリファナのためのミックスともいえます。
ベースがメチャクチャでかいし、音源により音が割れてることもしばしば。でもそれが気持ちいいからオッケー。的なミックスですね。
Lee Perry
伝説リー・ペリーのミックスはメチャクチャですがかっこいいです。
映像のリー・ペリー
僕の中のリー・ペリーの名盤 Heart of The Congos
1977年発売のアルバムです。リー・ペリーの関わってるアルバムで1番好き。
『キャッチ・ア・ファイア』(Catch a Fire)
ボブ・マーリー(Bob Marley)のバンド ウェイラーズ (The Wailers) のアルバムです。1973年に発売されたアルバムで受けるようにロック風にリミックスされました。音も色々加わっています。
リミックスされた英国バージョン
レコーディング終了後、マスターテープはリミックスのために英国に送られ、アイランド・レコーズの社長であるクリス・ブラックウェルによって米国のミュージシャン達と共に英国バージョンのアルバムが制作された。
ブラックウェルは当時のロック市場に対してウェイラーズを売り出そうとしていたため、全体をよりロック市場受けするものとするためにアルバム全体に改変を加えたのである。
同じレゲエでもエンジニアが違うとサウンドが全然違いますね。このアルバムの中でジャマイカ版とアルバム版両方聴けます。
もし、レゲエが好きなら(興味が湧いたら)こちらで、紹介しています。昔7インチレコード買いまくったんですよ。
Aphex Twinの音楽にみるミックス
Aphex Twinかっこいいですよね。そんな彼ですが、音楽の幅も広いです。まずこの最初のアルバム。
アンビエントワークスという事で、全体的に音がボンヤリしていて独特の空気感をだしています。個人的にはAphex Twinで1番好きなアルバムです。
違う新しめのアルバム。機材が違うっていうのもありますが、サウンドが全然違います。
Aphex Twin についてこちらでも書いています。
Jazzにみるミックス
今度は古いジャズを聴いてみましょう。どちらも1957年のアルバムです。
Art Pepperのほうはステレオ感がでていて音もクリアーです。綺麗な録音ですが、個人的にはSonny Rollinsのちょっとぼけた音の方が好きです。好みですね。
ヒップホップの色々なミックス
一言ヒップホップと言っても様々。これはミックスの違いというか、スタイルが全然ちがうのだけれど。
まとめ
ということで、色々な音楽を紹介しましたが、ミックスがどうこうというかスタイルが全然違うのを比較したりしましたが結局言いたいことは、音楽は自由であり、ミックスも自由だ。ということです。
当たり前ですが、音楽を制作する際はミックスを含めて自分の音楽になるので、自分の中でこれカッコいいじゃん!っていう確信があればオッケーだよという話でした。
じゃあその確信はどう得るの?っていう話ですが、色々な音楽を良い音質で聴くことかな?と思います。
音楽に正解がないようにミックスにも正解はありません。でも、なんでもオッケーというわけではなく、勉強したうえで自分がオッケーと思うならオッケーっていう話でした!
こちらに具体的なミックスの方法について書いてます。