DAWソフトに付属のソフトシンセがついてますが、あまり音が良くはありません。
どんなによい曲でも音がショボイと魅力は半減します。逆にシンプルでも、出音がしっかりいれば結構いい感じに聴こえます。出音は凄く大事です。
無料でダウンロード出来るソフトシンセもありますが、やはり有料の方が音がいいです。
ここではおすすめの有料ソフトシンセを紹介します。
プロが使う有料ソフトシンセのおすすめを紹介
無料のソフトシンセ
無料でも音の良い使えるソフトシンセもあります。ここでいくつか紹介しています。
本当は有料だけど無料で手に入れることが出来るソフトシンセ
KORG Software Bundle というものがありまして、あるKORG製品を買うと有料ソフトを無料ダウンロード出来るというものです。15,000円位するものもダウンロード出来ます。
Native Instruments – KOMPLETE 12
とりあえず、これを買っておけば間違いないです。内容がてんこもりです。
一体何が出来るのか?を説明しますね。
数種類のソフトシンセが付属
まず上でも1度触れた Massive X がついてます。
ソフトドラムマシンTRK-01 もついています。ヒップホップビートなどもすぐ作れます。
サンプラー KONTAKT 6
KONTAKT 6 というのはサンプラーです。これが最強。
サンプラーと言うのは自分が録音した音などを取り込んでキーボードで弾けるものですが、このKONTAKT 6 では色々なプロの音源が付属、もしくは後から購入して買い足すことが出来ます。
つまり、KONTAKT 6 はゲーム機の本体で、そこに色々なソフト(音源)なわけです。
例えばピアノ音源
ギター音源
民族楽器
他にも8-bitサウンド、オーケストラ、アナログドラムのサンプリング音源、DJ用のミキサー(パソコン上のミキサーで、勝手にテンポを同期してくれる)などなどがあり、さらにKONTAKT用に様々なメーカーが音源を作っています。
最初から色々な機材を買うならば KONTAKT を買って色々試したほうがいいと思います。
KONTAKT 6 PLAYER をフリーダウンロード
とりあえずどんな感じなのか試したい場合はKONTAKT PLAYER を使ってみましょう。
KONTAKT PLAYERは KONTAKTの機能限定バージョンで無料です。
ダウンロードの際に E-mail アドレスを入れなくてはならないですが、特に怪しい会社ではないので大丈夫です。
ほかにもフリーで使える音源も用意されているので試してみるといいですね。
僕は下で紹介するKOMPLETE 12を持っておいて、使えそうな音源を買い足してます。
最初は値段しますが、個別で音源を買い足していくよりも格段に安く済みます。
KONTAKT 6 と音源をセットで購入
少し値段は張りますが、この KOMPLETE 12を買ってしまうのも良いです。
チョコチョコ音源を買っていくのに考えれば、経済的、時間的にも格段に安くすみます。
KOMPLETE のなかでも値段差がありますが、それは付属の音源の豊富さによります。
おすすめするのは、 KOMPLETE 12。
値段は7万円ほどしますが、プロの最高音質が手に入ります。
セットの中にKONTAKT 6 も付属していますので、すぐに使用できます。
ARTURIA: V-Collection 7
クラシック・シンセサイザー/キーボードをモデリングしたソフトシンセの決定版。と言われています。
買ったら1台 10万~100万するようなシンセの音を再現しているわけです。
ソフトシンセもどんどん音良くなってるよなあ。。。と思えるシンセです。値段も4万円以下!これは使えますね。
モデルになったシンセサイザーたち
- Mellotron V→Mellotron
- Synthi V→EMS Synthi AKS
- CZ V→Casio SZシリーズ
- B3 V2→Hammond-B3
- Clavinet V→Hohner Clavinet
- CMI V→Fairlight CMI
- DX7 V→YAMAHA DX7
- Buchla Easel V→BUCHLA Music Easel
- Synclavier V→Synclavier
- Mini V→Mini Moog
- Piano V→ピアノ12種
- Stage-73 V→Rhodes
- Matrix-12 V→Oberheim Matrix 12
- Farfisa V→Farfisa Compact Deluxe Combo Organ
- Vox Continental V→Vox Continental 300
- Solina V→Solina
- SEM V→Oberheim Sem
- Wurli V→Wurlitzer
- Jup-8 V→Roland Jupiter-8
- ARP 2600 V→ARP 2600
- CS 80 V→Yamaha CS 80
- Prophet V→Prophet 5、Prophet VS
- Modular V→Moog IIIc
いやーそうそうたるメンバーです。スタメンだらけの運動会。
V Collection 7は 鍵盤楽器、シンセサイザーのみ
V Collection 7で使えるのは 鍵盤楽器、シンセサイザーのみで、ピアノ音源12種類、それと上で紹介したシンセサイザー群です。
KONTAKTのように後から音色を買い足すことは出来ません。なのでこのライブラリの音で音楽を作りたい場合はいいですね!
UVI Falcon
このシンセもすごいです。TOWA TEI さんも使ってるみたいですね。
『僕のDAWのデフォルト・セッティングには、FALCONだけがある。大抵、.wavをここへ持って来て、ネタをsliceするところから始まることが多い。あとはリズム音源のプレイバックが特に多いです。』
-TOWA TEI | ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、DJ
(Solo, METAFIVE)
テイトウワさんを知らない人のためにWEBSITE貼っときます。
僕の印象としてはクラブミュージックというか、ハウスとかテクノのような音楽を作るのに特に特化した感じです。
機能としては、このシンセの中で完結できる機能性を持ち合わせています。
Falconは単体でも動作しますし、DAWソフトの中でも動作します。
シンセサイザーとして使う
15の最先端シンセオシレーターを搭載しています。
Analog、Analog Stack、Drum、FM、Noise、Organ、Pluck、Wavetable です。
サンプラーとして使う
例えばどっかからドラムファイルを持ってきて自動で切り取って、入れ替えたり、一部だけ使ったりできます。もちろんその音を加工も出来ます(タイムストレッチとかも出来ます)。
エフェクトも充実
80以上の高品位エフェクトを装備します。
思いつくことは全部出来ますね。
他の細かい機能はHPで。
まとめ
色々考えると実用的なのはやっぱKONTAKT。かなと思いますね。
音源を買い足せるのは強いです。特に仕事として音楽制作をする場合、色々な音楽を求められるので、その際に対応できます。
自分の音楽製作ならどのシンセも一流です。自分の好みで選びましょう!