1番簡単な作曲方法、代表的な構成 A-B-A | 人人振動

1番簡単な作曲方法、代表的な構成 A-B-A

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曲作ったけど、展開がなくて飽きる。

展開はあるんだけど、音が増えていくだけ。

 

そんな悩みを解消する、構成の方法を紹介します。

音楽を作り始める前にここをしっかりやっておくと、完成度が高く、楽に、早くできます。

 

1番簡単な作曲方法、代表的な構成 A-B-A

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A-B-Aフォーム

ここでは、A-B-A フォームという構成を紹介します。

A-B-A というのは、

メロディーA → メロディーB → メロディーA

となっている音楽です。

 

これは3部形式と呼ばれます。A – B – A の三部から出来てるからですね。A – B だけだったら、二部形式です。どちらも基本となる構成です。

 

A-B-A の曲 – キラキラ星

 

A-B-A構成の曲はたくさんありますが、ここでは有名なキラキラ星を紹介します。単純な曲ながら飽きません。楽譜を見てもらえれば分るように、上からA-B-Aとなっています。

 

その構成、作り方

最初の4小節

・小節数に決まりはありませんが、最初の A を4小節作ります。

・次にコードをつけてみます。複雑にせず、トニック(C)、サブドミナント(F)、ドミナント(G)でやってみましょう。

・そしてメロディーをつけるわけですが、このAをみてみると、2小節ずつのメロディーで作られていることがわかります。もちろん、メロディーをつけてからコードをつけてもだいじょうぶです。

 

 

真ん中の

このメロディーは同じメロディーを二回繰り返しているだけです。

しかも良く見ると、上の b のメロディーを一個上に上げただけですね。

 

 

最後の A

また最初の A を繰り返して、曲は終わります。

 

余談 キラキラ星変奏曲

下の動画はキラキラ星の変奏曲ですが、元のメロディーが次々と変化していきます。簡単な曲でもこんなにも可能性があるんですね。

色々な曲の構成をみてみよう

A,B などを使って色々な曲を作れます。

その例をみてみましょう。

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A-B-Aで作った僕の音楽の紹介

僕が作った曲で、A-B-Aフォームを用いて作った電子音楽を紹介します。

この曲は空を飛んでいたカモメが、海の中に入りペンギンに変身し泳ぎ回るといったのを想像しました。

最初の Aで海の近くを飛び回っています。

 

次の B で海に潜り、海中を泳ぎ回ります。そのなかで、たまに変な生き物にも出会ったりします。

そしてまた、Aで海からでて、静かに太陽の沈む風景の中を飛んでいる。といった感じでしょうか。

 

B から C へ、深海まで行ったらもっと面白かったなと今更思います。構成がしっかりしていると、聴いているほうも飽きません。ぜひ色々試してみてください。

では良い音楽ライフを♪