バンドを組んだし、楽器をつなぐミキサーを買うか。。。
シンセやドラムマシンと機材も増えたし、ミキサー買うか。。。
アナログ。。。デジタル。。。何が違う???
と言う方のために簡単に、アナログミキサーとデジタルミキサー の違いを説明します。あっでも、ここで書いてるのは、サウンドエンジニアが使う巨大なミキサーの話じゃなく、一般的な人が使うミキサーの話です。
アナログミキサーとデジタルミキサー の違いを簡単に説明
アナログミキサーはデジタル変換されない。デジタルミキサーはデジタル変換される。
結論として、アナログミキサーは、最後のメイン出力までデジタル変換されず、デジタルミキサーは、出力時にはデジタル変換されます。アナログとデジタルの違いはそこにあります。
下の図の赤線がアナログ。階段状のものがデジタルです。図を見ると凸凹やんけ!ってなるかも知れないですが、実際はもっと滑らかです。その解像度は、機種によって違いますが、基本的にはCDと同じ音質か、それ以上で録音できます。
じゃあ、アナログがいいじゃん。ってなると思うんですが、問題はノイズです。アナログだと最後までアナログ信号で送るので、ノイズがのりやすいんです。それに比べ、デジタルは上記のようなデジタル信号にしてしまうため、ノイズの影響を受け辛くなります。
オーディオインターフェースはデジタル
ちなみに、もしアナログミキサーを使っていても、オーディオインターフェースを使ってDAWに音を取り込む際は、デジタルになります。なので、DAWソフトで作業するとしたら、結局デジタルになるんですね。
でも、ミキサーの時点でデジタルで、更にオーディオインターフェースでデジタルで取り込むとダブルデジタル(そんな言葉はない)です。そこで、多少音質に変化があるかなあ。とは思います。
が、デジタルミキサーはそれ自体がオーディオインターフェースにもなるので(機種による)、その心配はないです。
ZOOM R16なら、デジタルミキサーに録音、そのままDAWにファイルを送れる
もし、バンドでの録音に使いたい。とかでミキサーを探してるなら、ZOOM R16 をおすすめします。このデジタルミキサーは、パソコンに繋がないでも、この機材だけで動き、そのまま手軽に録音できます。録った音はUSBでパソコンに送れるので、編集も簡単です。
アナログミキサーはパラアウトが出来ない。デジタルミキサー機種によってはパラアウト→パラ録音出来るものもある。
パラアウトっていうのはパラレル・アウトの略で、沢山のトラック(楽器)の信号を同時にDAWソフトに送るものです。パラアウトが出来れば、バンドで演奏したものを楽器別にDAWソフトに録音できます。アナログでもパラアウトがあれば出来ますが、身近なものではなく、基本的に全部のトラックをまとめたLR出力になります。
アナログミキサーはツマミが沢山あって操作が楽。デジタルミキサーはボタンと液晶で操作するので面倒、でも高機能。
これはミキサーに限らず、シンセサイザーでも同じで、アナログミキサーはツマミが沢山あって操作が楽(直感的)で、デジタルミキサーはボタンと液晶で操作するので面倒っちゃあ面倒ですが、機能が沢山ついています。僕はミキサーでゴチャゴチャやるのは面倒なので、好きではないですが、使う人は便利!
写真上:アナログミキサー 写真下:デジタルミキサー
アナログミキサーはツマミが沢山あるので、難しそうに見えるのですが、理解すれば意外に簡単で、どのアナログミキサーにも応用できます。
基本的にミキサーもシンセも、アナログ、デジタルの違いは同じです。
アナログミキサーとデジタルミキサーどっちを買ったらいいか?
どっちにも良い所があるのでし、みなさんの状況によると思うのですが、僕は持ち運びをしてスタジオ録音する時は、上で紹介したZOOM R16 。
家で使ってるミキサーはアナログミキサーです。
中サイズのデジタルミキサーは、なんだか使う気になれないのですが、良いのは間違いないです。やはり本人の使い道によって変わりますよね。
では良い音楽ライフを♪