電子音楽の製作。アナログシンセと、ソフトシンセどちらが良いのか?

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アナログ デジタル

アナログシンセか。それともソフトシンセか。。。

この問いは至るところで語られます。それはまさに、格闘技で打撃か寝技、どちらが強いのかと言う問いのように。。。(なんか違う気がする)

ソフトシンセと言っても幅広く、アナログ並みに音がいいものも沢山あります。僕は、絶対アナログだ!とかそういうこだわりはないのですが、自分の音楽制作では、アナログの方が好きです。ここでは、結局どっちがいいの?っていう話を、主観で書いていこうと思います。

 

シンセサイザーの何がアナログで、何がデジタルなのか?その違いはこちらに書いています。

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電子音楽の製作。アナログと、デジタル(ソフト)どちらが良いのか?

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アナログシンセと、ソフトシンセで音の違いは分かる?

ここで僕が言うソフトシンセは、VSTソフトのシンセサイザーです。

アナログシンセと、ソフトシンセで音の違いは、聴いただけで分かるのか?と言う話ですが、まあまあ、ほぼほぼ分かります。

ソフトシンセの音は、なんだか表面で鳴ってる感じで、音に深みがなく、ずっと聴いてると耳が痛くなってきます。特にDAWソフトに元から入ってるソフトシンセは音が良くないです。有名なMassive とかも、小さなスピーカーで聴いてる分にはいいのですが、クラブとかで鳴らすと薄く感じます。でも小さなスピーカーで聴くような音楽だったら、別にいいんじゃあなかな?とも思います。

ソフトシンセをこき下ろしたような感じですが、僕も仕事で音楽の制作をする時はソフトシンセ使うし、音も悪くないです。でも、僕は自分の音楽制作には使わないです。アナログシンセでいろいろいじって自分の気に入った音で作るのが好きですし、僕は電子音楽はサウンドアートだと思っているので(音楽全部そうだけど、電子音楽は、音を自分で作るので特に)。

ただ、僕も常に最新のソフトシンセを追ってるわけではないし、有料のソフトシンセは良い音します。アナログ至上主義みたいな人もいますが、そこは、自分が良いと思ったらいいと思います!

 

実際にアナログシンセの音を聴こう

The Analog Session – N5 From Outer Space

 

この動画がとくに良いというわけではないんですが、アナログシンセ感満載だったので。Youtube などのオンラインに音楽をあげると、音質は下がりますが、やっぱりそれでもアナログはアナログの音がします。聴いただけで音の違いが分かるのは、やっぱり色々な音楽を聴いた人で、別にそこはこだわらん。というなら、それも全然いいと思います。シンセの音がしょぼくても、歌が良かったり、構成や音使いが良かったりしたらいいですからね。

でも、やっぱり僕はアナログシンセの音が好きです。モジュラーシンセサイザーの音を生で聴いたら『これが違いか~!』ってなりますよ。

とりあえず、ライブに行くか、色々な電子音楽を聴くのがいいです。

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それか、このmicrotonic はソフトシンセドラムマシンで、PO-32 の音色を作るのにも使われますが、これだけでも音がめちゃくちゃ太いです。有料ですけどね。

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低音はアナログがいい

サウンドシステム

上で、クラブとかで鳴らすと、と書きましたが、ソフトシンセの音の薄さに気がつくのが、特に低音です。低音だけでもアナログで出しておくと、良い感じです。

もしくは、楽曲の中でうまくアナログシンセとか楽器を混ぜるといい感じです。

 

サンプリング音源は良い

アナログシンセじゃなくても、良いサンプリング音源は、激太です。例えば、有名なKONTAKTはサンプリング音源を扱うものですが、すごく音が良い。やはりプロが録音したものですから。だから、別にアナログシンセ持っていなくても、KONTAKT で制作すれば音の良い音楽作れます。

僕は多用しませんが、何か自分の持ってる機材で出せないような音が欲しい時は活用します。

 

ハードのサンプラーか、VSTサンプラーか

それと、シンセではないですがサンプラーにもハード(MPC、SP-404など)と、VSTのサンプラーがあります。結局どちらもサンプリングするのはデジタルなんですが、ハードサンプラーは衰えず人気があります。昔のサンプラー MPC60とか20万位します。MPC2000も衰えず人気ですね。

なぜ人気があるのかと言うとハードのサンプラーを通して作った音は、その機材のフィルターを通すので、音が独特になります。ピッチを落とすのも、パソコンでやったのと、ハードでやったものだと違いますね。音がざらつくというか。制作はパソコンに比べたら手間がかかりますが。

MPC2000を通すと『音が太くなる』とかよく聞きますが、僕も持っていますが、実際太くなった気もするし、そんな気分がするだけな気もするしで、実際分からないですね。ただ音は確実にMPC2000の音になります。

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アナログシンセとソフトシンセの良い所、悪い所

アナログ デジタル

アナログは機材に莫大なお金がかかる。ソフトシンセはパソコンと少しの投資で作れる。

アナログシンセは、なんにせよお金がかかります。アナログシンセを色々買い足して、チョコチョコやってると、やっぱり2~30万円は普通にかかりますね。勿論そんなにお金かけなくても、作れますが。モジュラーシンセサイザーだと、色々なパーツで成り立ってるので、3~40万円とか、よく聞きます。

でも、改めてこう書いてみると、20万円くらいの楽器持ってる人もいるし、車100万とか普通だと思うので、莫大なお金がかかる。というほどでもないかな?

ソフトシンセに関しては、DAWソフトと、VSTプラグインを買えばいいですから、経済的です。

 

アナログは自分の好みの機材を集めるのに時間がかかる。ソフトシンセは結構、簡単。

アナログはお金がかかるという話をしましたが、それと何より、機材を集めるのに時間がかかります。

手元に50万円あるから、適当にシンセ買えばOK!ってわけではなく、古今東西数々のシンセの中から自分に合ったシンセを見つけなくてはいけません。これが何しろ時間がかかる!動画で見て使いやすそう。と思っても、自分に合わなかったり。欲しい機材が古いもので出回ってなかったり。何がいいか検索してる時間とか(これ、本当に時間かかる)。。。何しろ時間がかかります。まあ楽しいっちゃあ楽しいのだけれど。。。

ソフトシンセは、いいな!と思ったらデモ版をダウンロードして使ってダメなら買わなければいいだけです。楽!でも、凄い量あるので、選ぶのに時間かかりますね。いちいちダウンロードして。。。

 

アナログは音の加工が大変。ソフトシンセはVSTプラグインで簡単。

電子音楽だと、音作りの幅は莫大で、音をバラバラにして再構築したり、色々します。この作業がアナログ(アナログというかハードウェア)だと、いちいちそれようのハードウェアを買ったり、音を出しながらやるので作業が大変です。また、グラニュラーシンセのようなものは、基本デジタル変換されます。なので、別にVSTで加工しても変わらないっちゃあ変わらない。でも、パソコン上でいじるのと、機材でいじるのでは、やっぱり操作性や楽しさが違うと言うのはあります。自分がやりやすい方でいいんじゃあないかな?

僕は、素材はやっぱりアナログがいいと思いますが、曲作りで加工したい部分はデジタルでもいいな。と思ってます。

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アナログは後から変更できない。ソフトシンセはいつでも変更できる。

アナログは録音することになるので、当然あとから音色の変更とかが出来ません。また、偶然出来た音などもあって、再現できないこともしばしば。。。気に入った音は、出来るだけノブの位置とか写真撮ってるんですが、再現は難しいです。そういう所がアナログの良さでもあります。

ソフトシンセはいつでも音色の変更もメロディー変えるのも何でもありですね。非常に便利!

 

アナログはノイズがのってしまう。ソフトシンセはノイズが出ない。

アナログはノイズがのりやすいです。これは、もうどうしょうもない。。。

ソフトシンセは、パソコンの中で作業するのでノイズはのらないですね。

 

まとめ

アナログとソフトシンセについて書きました。音がしょぼくても、想像力のある音楽なら魅力的ですし(ショボすぎる音は、やっぱり良くないと、僕は思う)、逆に音が良くても、つまらない音楽もあります。

僕が好きな電子音楽が、サウンドアートとしての電子音楽で、それは言うなれば単発の音の中に世界観がある音楽です。でもそれは僕の好みなので、ほかの要素が好きな人もいるでしょう!

アナログはやはり大変ですし、ソフトシンセは比較的楽ですが、やはり使いこなすのは難しい。どちらにも良い所があるし、アプローチの仕方も違いますので、自分がいいなと思うように好きなようにやるのが一番かなと思います。

あと、音が良くてもミックスが悪いとまた台無しだと、意味がないです。。。音楽って難しいですね。。。では良い音楽ライフを♪

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