- Henry Cowell – Aeolian Harp / ヘンリー・カウェル – エオリアン・ハープ
- 近藤譲 – 視覚リズム法/SIGHT RHYTHMICS
- Ivan Wyschnegradsky -24 Preludes in quarter-tone system/ イワン・ヴィシネグラツキー – 2台の四分音ピアノのための前奏曲
- みんなでピアノを演奏する- The Bowed Piano Ensemble perform Stephen Scott’s Entrada
- 川上統:フォルテピアノ独奏のための《閻魔斑猫》
- Helmut Lachenmann – Guero
- Oliver Knussen – Sonya’s Lullaby for Piano, Op. 16 (1977-78)
Henry Cowell – Aeolian Harp / ヘンリー・カウェル – エオリアン・ハープ
ピアノの内側を弾く内部奏法の最初の曲です。
内部奏法ですがまだ、消極的ですね。でもこの感じが、特に最初の内部奏法の曲にふさわしい気がします。この曲、現代音楽の夜明けって感じしませんか?
近藤譲 – 視覚リズム法/SIGHT RHYTHMICS
この曲至った考えの流れは著書の『線の音楽』で書かれています。
視覚リズム法 – 原曲
視覚リズム法は元々バイオリン、スティールドラム、バンジョー、電子ピアノ、チューバで書かれました。
原曲とピアノ、どっちの方が好きですか?
僕の場合、最初に聴いたのが原曲で、あとからピアノのバージョンを聴きました。原曲の方が音色が多彩なのに対し、ピアノは音高のラインがもっとくっきり見えて、和音が多彩に聴こえました。またもう一回原曲聴いて、またピアノ聴いてをある夜に繰り返しました 笑
Ivan Wyschnegradsky -24 Preludes in quarter-tone system/ イワン・ヴィシネグラツキー – 2台の四分音ピアノのための前奏曲
普通のピアノは半音(1/2)が最も小さい音程の幅ですが、この曲は微分音と言われる 1/4の音階まで弾けるもので演奏されます。
彼は最終的には 1 オクターブ を71等分した音階までを発案したそうです。
ベルン大学の微分音ピアノ
これはスイスのベルン音楽大学にある微分音ピアノで、Carrillo Piano(カリージョ・ピアノ)というものです。16分音に分けられています。
うちの学校先週から新しい建物ができてやっと音大らしくなりましたが、なんと!微分音ピアノがあります!!鍵盤97個端から端でやっと1オクターブ!! pic.twitter.com/V74RbOgUAB
— hitoshi takahashi (@hitoshi_euph) February 23, 2017
Carrillo Piano(カリージョ・ピアノ)の音楽
みんなでピアノを演奏する- The Bowed Piano Ensemble perform Stephen Scott’s Entrada
こうみるとピアノって本当に凄い楽器です。音色の多彩さよ。。。
川上統:フォルテピアノ独奏のための《閻魔斑猫》
川上さんは空想上も昆虫や動物をもとに作曲などされています。動画の最初の絵がそうで、川上さんが描いたものです。
他にも、弦楽器でAphex Twin みたいなことやったり、とりあえず音がかっこいいです。音が尖っていて痺れる作曲家。大好きです。他の音楽も素晴らしいので是非。
ワークショップの映像もあります。
Helmut Lachenmann – Guero
ラッヘンマン。。。日本語に直訳すると『笑う男』。。。
巨匠です。ほかの作品も是非聴いてください。
Oliver Knussen – Sonya’s Lullaby for Piano, Op. 16 (1977-78)
オリヴァー・ナッセン。個人的に大好きなピアノ曲です。
つづく。。。たまに増えてます。