DAWでプラグインのコンプを使ってるけど、アナログのコンプで、指でいじりたい。。。
コンプレッサーのアウトボード二、三十万。。。買えんし。。。
という方に、超おすすめするコンプレッサーが『FMR RNC 1773』、そして、兄弟機『RNLA 7239』です!
なんと、3万円!!バシャーン!
ここでは、2台の機能、音の聴き比べを紹介しています。
ていうか、コンプって何?という方は、こちらに書いてあります。
コンプレッサーをミキサーに繋ぐ方法はこちら
【DAW コンプレッサー】安価で最高のアナログ・ステレオコンプレッサー RNC 1773、RNLA7239
FMR RNC 1773 の機能
RNC というのは、Really nice compressor の略で、『マジで良い、コンプレッサー』ってことです 笑 アナログ・コンプレッサーで、モノ・ステレオ両方に対応しています。
20万以上もする高級機種にも匹敵する素晴しいサウンドとよく言われますが、家に20万以上するコンプないしな。。。でも、それがマーケティングかどうかの真偽は置いておいて、ネット上ではそういう話をよく見ます(日本だけでなく、海外でも)。
では、その機能を見てみましょう!
コンプの効き具合を聴いてみよう
説明は置いておいて、とりあえず実際の効き具合を聴いてみましょう!
がっつり効きますね。しかも音質は、そこまで変わらない。
原音を崩さない、クリアーなサウンド
コンプによっては、使うと個性的な音になるものもありますが、RNC 1773 はコンプをかけても、原音に特別な歪みが出るとかはありません。僕の場合、コンプをかける前に音作りしてるので、コンプでやりたいのは、音の成型や、ノリの調整です。なので、僕にはピッタリのコンプです。
もし、キャラが欲しいなら、下で紹介するもう一機、RNLA7239 の方がいいかも知れません。
SuperNiceモード
SuperNiceモードにするとコンプレッサーが3層重なって動作します。
アタックで音が潰れたりした時に、このモードを使うといい感じになります。超便利。
入出力はアンバランス方式
最高のコンプなんですが、悪い所を言えば、入出力がアンバランス方式です。アンバランス方式だと、ちょっとノイズがのりやすいのですが、この値段なので、ケーブルの長さを出来るだけ短くすればオッケーでしょう!
サイドチェーン機能付
サイドチェーン機能もついてます。サイドチェーンというのは、クラブミュージックとかで聴ける、キックに合わせて、ベースが大きくなったり、小さくなったり、ウネウネさせることが出来る機能です。
サイドチェーンについては、こちらの記事で書いています。
日本限定のモディファイバージョン
日本だけ、5千円ほど価格を上げて、高品位になったものが発売されてます。せっかく買うならこっちでしょう。最後に E とついてる方が、高品位の方です。
RNLA7239
RNLA というのは、Really nice limiting amplifier の略で、『マジで良い、リミティングアンプ』ってことです 笑 これも、単純にコンプレッサーです。
ただ、名機LA2Aとか、LA3Aのようなキャラを持ったコンプです。ビンテージ系の倍音感やパンチ感を強調したステレオ・コンプレッサー。実際音を聴いてみましょう。
Log Relモード
RNC1773に、SuperNiceモードというのがありましたが、こちらは Log Relモードというものがあります。コンプのリリース・カーブを変化させられるようです。
こちらも、5千円ほど価格を上げて、高品位になったものが発売されてます。最後に E とついてる方が、高品位の方です。
RNC 1773と、RNLA7239 どちらがいいか?
どちらがいいか?というのは、メーカーのコンセプトでいうと、
RNC 1773 → 元の音を出来るだけ歪めない、クリーンなコンプレッサー
RNLA 7239 → 中低域にドライブ感を出し、ロックな質感を出すコンプレッサー
となっていますが。。。難しい!
こちらで、比べている動画がありますので、自分のなんとなく好きなほうでいいでしょう。
どちらもいいです。
まとめ
実際は使う本人の使い方、音の好みの問題なので、そこは自分を信じて買いましょう。
どちらにせよ、両方この値段ではありえない音の良さなので、どっち買っても失敗しないですよ。
RNC1773E
RNLA 7239
コンプの実際の使い方は、こちらに書いてあります。
コンプレッサーをミキサーに繋ぐ方法はこちら
では、良い音楽ライフを♪