作曲するための最初のアイデアを紹介
みなさんは作曲をする時どのようにはじめますか?
- インスピレーションに任せる
- 適当に楽器を弾く
- 鼻歌で
などなど人それぞれだと思います。曲の作り方を変えると音楽が変わるので、色々試してみたいですね。
ここでは、作曲の例を紹介します。
絵や写真をみて想像する
例えば、こんな絵があったらどんな場面を想像しますか?
みんなでキャンプしてるとしたら、ギターを使った明るい感じの曲とか、旅人が一人でテントを張ってるとしたら、ちょっとせつない曲調かもしれませんし、恋人同士がキャンプしてる情景も浮かびます。
こんな感じで曲調やメロディーを想像してみます。
その絵のなかで簡単なストーリーを作る
先ほどの情景に簡単なストーリーをつけてみます。なにか思いつきますか?
例えば、日が暮れていく とか 熊が現れてパニックに!、突風が吹いてテントが飛ばされた!、焚き火を使ってカレーを作るぞ!、後ろの山のほうに小川があるから釣りに行くぞ!などなど想像していきます。これが、曲の構成になります。
作曲に取り掛かる前にこういう風に考えておくと、すでに始めた時点で全体の流れがあるので、まとまりますし、無駄に悩む時間も減ります。
では、この写真ではどんな曲想が浮かびますか?
僕が想像したのは、全体的にキラキラキラーっとしていて、最初はゆったりとしたペンタトニックのメロディーで途中から、雷雨がきて、ガムラン音楽みたいになります。その後は、雨が上がって蛙の大合唱、みたいなかんじですね。
同じ絵を使って作曲した曲を、みんなで発表しあうってやったら楽しそうですね。
コードを適当に弾いて歌う
簡単なコード進行で
ギターやピアノでコードを弾きながら歌ってそれを録音しておきます。
ポップミュージックの作曲に向いていますね。このとき、あまり普通すぎるコード進行だとメロディーも普通になってしまうので、工夫しましょう。
Jazzのコード進行を参考にしてみる
メロディーの知らないJAZZの曲をコードだけ弾いて歌うなどするといいです。でも音符を詰め込みすぎず、歌うメロディー(四分音符や二分音符を中心につくる)を心がけましょう。
ピアノやギターのようにコードが弾ける楽器を持っていなければ、コードを演奏してくれる iReal Proという便利なアプリがあります。
もともとJazzの練習用に開発されたようですが、ダウンロードすればポップミュージックもあります。色々なコード進行が見れるので参考にもなりますね。
自分の作ったメロディーと比べる
このアプリにはメロディーはのっていないので、知りたい場合は本を買いましょう。Youtubeで聴いて、自分が作ったのと比べられるのもいいですね。この時、原曲のコードの雰囲気の移り変わりとメロディーの移り方に注目して聴いたら、もっとためになります。
盛り上がりを感じた部分のコードはどう動いたのか、それにつれてメロディーは変化したかなどです。
構成に注意する
どちらにしても、最初にその曲の構成がどうなっているのか(A-B-A, A-B-C)などを理解してから始めると曲への理解が深まります。
一曲丸々再生すると長くてすぐには理解できないと思うので、Aの部分だけリピートしてそのコード進行を耳にインプットしてメロディーを歌って、次はBと言った感じのほうがいいです。
その出来上がったメロディーに対して、新しくコードをつけていけば、オリジナルソングの出来上がりです。バンドで演奏してもいいですし、譜面を持ってJAMセッションで演奏してもらうなんかも出来ますね。
こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
作曲の方法は色々あります。
毎回同じ方法ではなく色々試して見ましょう。
今までとは違った音楽ができますよ♪
また新しい知識を得ないと新しい事は出来ません。
ためになる作曲の本をこちらで紹介してますので、是非読んでみてください。