このサイトでは基本的に音楽について書いてるんですが、ここでは僕が思う最高に面白い漫画を紹介します。楽しい漫画というより芸術的と言える漫画を紹介しています。
ハンターハンターとかも最高に面白いですが、有名すぎるのでそこら辺の大人気漫画は省きます。
AKIRA とか。そういえばジブリの『風の谷のナウシカ』は漫画では続きあるの知ってますか?
ちなみに僕は秋葉系や萌え系がまったく好きではないので、そこら辺の漫画は出てきません(別に嫌いなわけじゃないんだけど、読む気になれない)。
今まで読んだ中で最高に面白かった、そして独特なマンガを紹介
幸村誠 -『プラネテス』(ΠΛΑΝΗΤΕΣ, PLANETES)
この漫画は近未来の地球を描いた作品です。
主人公はデブリ(宇宙のゴミ/廃棄された人工衛星など)の回収屋で、自分のロケットを買うために働いています。
この作品の何が面白いかって言うと、そのリアルさ。哲学的な問い。愛。怒り。
わずか4巻のなかにドカッと詰まってます。これは必読。
新井 英樹 – ザ・ワールド・イズ・マイン
この作品は本気で問題作。山ほど漫画はあるけれど、この漫画のような作品は皆無。中身は相当エグイシーンが出てくるので、苦手な人は読まないようにした方がいいです。
この作品の概要は、『モンちゃん』という神がかった青年が、普通の男の子とタッグを組んで、人を ○し まくります。ただ、その中に命に対する深い問いかけがあり、考えさせられる作品です。最初から最後まで一瞬も飽きの来ない巨作です。
胸糞わるくなる人もいますが、生きているなら一度は読んだほうがいいかなと思います。
新井 英樹 – シュガー
作者の新井 英樹さんの作品はどれもオリジナリティーがすごいです。人間の内側を抉るような作品ばかり。
で、次に好きな作品がボクシング漫画のシュガー。天才的な才能をもった16歳のボクサーの話です。
ストーリーや登場人物も最高なんですが、この中で僕に刺さったのは、孤高の不良『火の玉欣二』のこの言葉。
ゆるくねえときに泣くやつは3流
歯喰いしばる奴ぁ2流だ
笑え・・・果てしなく そいつが・・・1番だ
つげ義春
つげ義春の作品で有名なのは、上の画像の『ねじ式』ですが、他の漫画も素晴らしいです。
なんというか、絵と台詞がもつ独特の空気感。芸術です。
原作:たかしげ宙、作画:皆川亮二 – Spriggan (スプリガン)
この漫画は上で紹介したものに比べて軽めですが、すごく面白い。
内容は古代遺跡に秘められたパワーがありそれを狙う組織と、主人公の遺跡を守る組織との戦いを描いてます。しかし、最終的には誰が敵で誰が味方なのかわからなくなるような、主人公の苦悩なども描かれています。
登場人物にバンパイアや、狼男。などなど出てきますが、子供じみた感じで描いてなく、それぞれのキャラがすごくいいです。僕が始めて読んだの小学生の時だけど、10回位読んだなあ。。。
アニメ化もされています。
三宅乱丈 – ペット
内容はとしては、主人公やその仲間は、他人の心に入り込める能力を持っています。
しかし、人の深層心理に入ると言うことは危険でもあり。。。。
望月峯太郎 – バタアシ金魚
この作品は水泳部の主人公の青春物語なんですが、独特なキャラがいいです。
望月峯太郎さんはバイクが好きらしく、作品に良く出てきます。僕もバイク好きで車種の好みも合ってるんで特に好きです。
望月峯太郎の他の作品
この方の作品はどれも独特な世界観です。僕がおすすめしたいのが、
桃尻女と鮫肌男
ドラゴンヘッド
バイクメーン
とか、この作者の漫画は全部面白いと思います。
岩明 均 – 寄生獣
これはアニメ化もされているし、映画化もされているんでみんな知ってると思うんですが一応。
名作。
同じ作者の『七夕の国』も面白い。
金と銀
とどのつまり 人はみな悪。。。!
この漫画の作者はあの「カイジ」の作者です。
この漫画でもギャンブルなどの話が出てきますが、もっと人間の欲などを描いた作品で、あっという間に引き込まれます。名作。でも、僕は 人はみな悪。。。とは思ってませんが 笑
Kindle 持っていて、Kindle unlimited に入ってれば、1,2巻は無料で読めます。
男の星座
この漫画は名作『空手バカ一代』の原作者 梶原一騎 の自伝です。空手バカ一代は脚色した部分の多い漫画ですが(最高に面白い)、男の星座はノンフィクションに近い漫画で、等身大の力道山や大山倍達が登場してきます。空手バカ一代が好きだったら絶対にこの漫画最高なので是非!
BLAME!
物語は説明も無く始まります。
その世界は、ダリやエッシャーの超現実世界のような場所で、突然人っぽい人が現れ、銃を撃ったりします。場合によっては、最後までよく分からないかも知れませんが、世界が漫画の中で、綿密に構成されているので、僕としてはネットでその内容を調べたりせずに、その圧倒的な世界に浸って、自分で考えるのが面白いと思います。
ブラムの中の一風景
ちなみに、これは上で触れたエッシャーの絵です。
水木しげる ー 総員玉砕せよ!!
自身の戦争での経験を描いた作品。凄まじい力で描かれてます。日本人なら、いや人類必読の書。
小池 桂一 / ウルトラヘヴン
様々なドラッグにより手軽に気分がコントロールできるようになる近未来。自暴自棄な状況で不思議な売人と出会った主人公”カブ”の物語。
絵も物語りもサイケです。だいぶブットンダ話ですが、VRなどが発達した今この世界も近いかも知れないですね。小池氏の作品はどれも凄いです。
他の作品
まだまだたくさん面白い漫画あるけどなあ。。。
あと。。。
また思いついたら書き足します!