俺、ハードサンプラー買うわ。やっぱヒップホップトラック制作はハードに限る。
私もパソコンのソフトサンプラーを使っているが、新たな可能性の音楽を作るためにハードサンプラーが欲しいぞ。
ソフトサンプラーでもいいけどな、ハードだと間違えとか思いもよらない事が起きて、予想を超えたビートが出来たりするんだ。
ちなみに、DAWソフトで使えるフリーソフトサンプラーについてはこちら。これを使えばパソコンがサンプラーになるぞ。
それと、実際にハードサンプラーはいいのか?という話。
じゃあ、機材別にどんな音楽の制作に向いてるか説明していくか。
それと、サンプリングでトラックを作ったことがあって、ハイハットの音だけ無くしたいとかあるな。その方法はここで書いてるぜ。
サンプラーはクラシックのブツが最高だ。と未だに人気があるが、そこらへんについて書いてるのはこの記事だ。
サンプラーで無限の可能性を手に入れよう、おすすめのハードサンプラーを紹介
AKAI MPC Live
数々の名トラックを作り出した名機MPC2000が進化したモデルです。
パソコンに繋がずに一台で完結でき(繋ぐことももちろん可能)、大画面のディスプレイで編集のストレスもありません。
しかもこのパネル、タッチパネルです。スマホみたいに編集できちゃうわけですね。
あと何と言ってもバッテリー内蔵で何処でも使えるという。公園に持っていってビートメイクも出来ちゃうんですね。
値段は税込み130,000円程度で、うおっ!となる値段ですが、これ買ってしまえば相当のことは出来ます。
パソコンに繋げば、MIDIコントローラーとしても活用できます。
ヒップホップビートはもちろんハウス、テクノもこの一台の中で楽勝でつくれます。しかも様々なエフェクター、編集機能がついているので、遊びながら気付けばすごいトラックが出来ているという、ハードの鑑のような機材です。
MPC Live で何が出来るのか書きました。参考までに。
数々の名ビートを作ってきたMPCの最新版だ。
今の時代に昔のMPC2000をあえて使うのもいいが、時代は変わっていて、俺はそれにこだわる必要性は無いと思っている。
操作性が5倍は良くなってるからな。
俺は迷わずこいつを買うぜ!エム!ピー!シー!ヘッズには特別な響きだろ?
ROLAND ( ローランド ) / SP-404SX
世界的に人気の定番サンプラーです。僕も持っています。
良くライブなどで使われいるのをみますね。また演劇などでの音のポン出しにも使えます。
コンパクトなので持ち運びが楽で(ライブやる人には超重要)、単三電池でも稼動するので、天気のいい日にスピーカーとSP-404を持って外で演奏も出来ます。
操作も簡単で、パターンシーケンサーで直感的に打ち込んだ音をそのまま再生できます。
そしてなにより、内蔵のエフェクターが素晴らしいです。これを使い音色を変化させて新しい音が作れます。
音楽制作、ライブにうってつけの素晴らしい機材です。
SP404を使ったライブ例
ラップの声やビートは、すでにSP404の中にサンプリングしておいて、それをエフェクターを使って遊んでます。
こいつも大分有名なサンプラーだな。ライブなどに向いたサンプラーであるのは確かだ。しかし、煙てえライブだな。
叩いた音をそのまま再生してくれるんだな。これがあればライブの音の幅は相当広がるな。値段もそこまで高くない。
まあ、俺はやっぱ MPC Live にするぜ。値段は倍近いが、それだけの価値があると思ってるよ。しかし、このSP-404はまた特別な機材だ。MPCとは別に持っててもナイスだ。
TEENAGE ENGINEERING ( ティーンエイジ エンジニアリング ) / OP-1
おもちゃのような見た目に反して値段は10万円もするOP-1。
様々な音の内蔵シンセの他、サンプリングもできるし、テープのようにリバースなどもできます。
リアルタイムに色々なことができ、想像力爆発の機材です。
そして、音がメチャクチャ良い。
ファミコンの8bitサウンドからFMシンセのサウンド、そしてドラムまで入っていて音色を変化させることが出来ます。
音質は動画を見てもらえれば分かるように、思わず引き込まれるサウンドです。
僕は個人的に、最近の中では大発明の名機だと思います。
10万も納得。
こいつの操作性、アイデア、音は最高だ。小さくて可愛い見た目に反して半端じゃねえやつだ。
ヒップホップビートも楽勝で作れるが、やっぱビートメイキングはMPCのほうがいいな。見た目がもやしっ子じゃねえか。
私は、このマシンの創造性に感嘆している。私が買うのはこのマシンだ。私の想像力を一番爆発させてくれると思っているぞ!私はこの洗練された見た目が好きだ。
TEENAGE ENGINEERING ( ティーンエイジ エンジニアリング ) / PO-33 K.O!
これもOP-1と同じメーカーでTEENAGE ENGINEERRINだ。
見た目はやっぱりもやしっ子だ。
私はこの華奢な見た目で太いビートを作るのがかっこいい気がする。
内蔵マイクもあるし、ライン入力のサンプリングも可能。
16種類のエフェクターでライブエフェクトもかけられるので、遊んでるうちにかっこよくなったりします。
安いので一台持っておいて、電車でスマホいじる代わりにビート作りたいですね!
動画のやつはホームレスみたいだが、かっこいいな!
たしかにホームレス感がすごいがかっこいい。
Elektron エレクトロン / Octatrack DPS-1 MK II サンプラー シーケンサー
最強のパファーマンスマシン
値段が16万円!!きゃー!
初代機の Octatrack DPS-1 も素晴らしいのですが、操作が複雑すぎ扱える人が稀と噂のマシンでした。
操れるトラックは8トラックあります、だから8を意味する 『Octa』です。
MK-Ⅱになり大分扱いやすくなりましたが、それでも難しいです。出来ることが多すぎる、多機能だという事ですね。
この機材の素晴らしいところはリアルタイムでサンプリングし演奏できるところです。
そのサンプリングした音を自動で割り振り、シーケンスできます。
動画を見てもらえれば分かりますが、本当に様々なことが出来るので、操れたらものすごいサウンドが即興で出来ます。
友人は、モジュラーシンセと Octatrack でライブしていますが、メチャクチャすごいライブします。
サウンドハウスではMK-Ⅱの取り扱いなし
こいつが本領を発揮する音楽はハウス、テクノなんかのクラブミュージックだ!ヒップホップトラックメイキング向きじゃない。
君がクラブミュージックをどんどん作っていきたいなら、こいつで決まりだろう!スタジオで色々いじっているうちに次々とトラックが出来てくる代物だ。
ただ操作が難しすぎるから、初めて買うなら、下で紹介するデジタクトの方がいいかも知れん。
Elektron エレクトロン/Digitakt DDS-8
これも上のOctatrackと同じメーカー、ELEKTRONの製品です。
友人が持っていて触らしてもらったのですが、扱いは超簡単です。
ドラムマシン、そしてサンプラーとしても使えます。サンプルした音源はリアルタイムで編集できるので、色々遊んでるうちにかっこいいトラックが出来ます。
だいぶ直感的に演奏できるし、編集の幅も広い。
悪くねえけどな。ビートも問題なく作れるしな。
うむ。悪くないというか、良いがこの機材もクラブミュージックよりではある。
KORG ( コルグ ) / ELECTRIBE2S-RD
Electribe は少し前真空管付きのモデルが発売されていましたが、それの最新版です。
値段も25,000円程度と安く、手が出しやすいですね。
Electribeには青バージョンと赤バージョンがあります。
青の方はシンセ、ドラムマシンの機能。
赤はサンプラーです。
僕も初代Electribeの青を持っていますが、ライブに使うのに最高の機材です。写真左にタッチセンサーがありますが、そこを触って音色の変化やリズムを変化させられるわけです。
老舗KORGですので、品質に間違いはないです。
こいつでも問題なくトラックメイキングはできるな。しかもつまみで音を変化させられるから、触っていて面白い。
ビートメーカーはみんなSP-404かMPCだから、こいつを使えば他とは違ったサウンドが得られるかも知れんな。
ライブにも使いやすいようだな。
KORG ( コルグ ) / VOLCA-SAMPLE
Korg Volcaシリーズはいわずと知れた名機揃いですが、その中にサンプラーもあります。
動画を見てもらえれば分かりますが、スマホと連携させてサンプリングできるので手軽ですね。
スマホ用のマイクを買って、アウトドアがてら自然音をサンプリング、後でVolca Sampleで編集などもできます。音程を変化させたり、エフェクターもかけられるので可能性は広がります。
そしてこのサンプラーの面白さは機能を拡張できることだ。
KorgがSDK(Software Development Kit)を公開したことで、世界中のマニアックな奴がソフトを開発してる。
こいつも悪くない。まあ、MIDIでMIDIパッドと繋げばMPCみたいに叩けるし、エフェクターも充実している。
まとめ
つー事でサンプラー紹介したが、俺はMPC Live に決まりだ。
MPCの子孫であることは俺にとって重要だ!こいつでガンガン、ビートメイキングしていくぜ!SP-404 は後で買うつもりだ。
同じサンプラーでもまったく違うマシンだからな。
私はOP-1だな。創造性の広がりを感じたぞ。
色々なサンプラーを紹介しましたが、どの機材も使い方により無限の可能性を発揮します。どれも、それぞれの個性があって素晴らしい機材です。どんな機材でも使える人は使えるので、色々考えずに予算に合わせ、阿弥陀くじで決めて、その機材を遊び倒しましょう 😉
ハードとソフトとヴィンテージサンプラーについてはこちら
では、良い音楽ライフを♪