視唱 ~楽譜から音を聴く,歌う~


 

楽譜をみてその音楽が頭の中で再生されたら。と思ったことがあるのではないでしょうか。

僕も音楽をやり始めるのが遅かったため、聴音や視唱(楽譜をみて歌うこと)が苦手でした。

小さなときから音楽やってないと無理だろう、と思っていたのですが、そんなことはないんです。

 

僕たちは小さなころから無意識のうちに西洋音楽を聴いて育ってるので、その音階などは体に染み付いていて、ただそれがなんなのかよく理解していないだけで、しっかり練習すれば伸ばせる能力です。

僕が読み漁った本や、先生からのはなし、僕の経験を通してその効果的な練習法を書いていこうと思います。

 


1,3,5 度を歌う

 

最初の段階として、1,3,5 度を歌ってしっかりとしたものにします。

メジャースケール(イオニアンスケール)で使われるは7つです。

  2  3  4  5  6  7

1,3,5 度はドレミ の読み方で言うと ドミソ になります。

ファ ラ シ

ドミソーっと歌ってもよいですし、イチ、サン、ゴーでもいいし、ワン、スリー、ファイブでも良いです。

この3つは非常に重要な音で、最初にしっかりと音程がとれるようになれば後が楽です。

とりあえずマイナーは置いておいて、メジャーを完璧なものにしましょう。

では、最初の練習方法を説明します。

 

1度を決める

ピアノやキーボードで、どこでもいいので最初の音を鳴らします。

 

 

例1で説明すると最初の C をポ―ンと鳴らしたら、そこが 1度 になります。

例2では A が1度 です。

例3は Eb (間違えてト音記号で記入しましたが、ヘ音記号です)が1度です。

一度が決まったらそこが中心地になります。

1度の音を決めたら、その練習中は同じ音でやりましょう。

 

このどこかの音を中心(1度)と考える方法は 移動ド といいます。

ちなみに C の音を中心に考えたら 固定ド です。

ここで話す方法は 移動ド での考え方です。

 

メジャーアルペジオを歌おう

その1度からメジャーのアルペジオを歌います。つまりドミソです。

1 3 5 3 1 (ドミソミドー)

とキーボードなどで鳴らし、音程を確認します。

でわ、歌ってみましょう。

 

ここで注意してほしいのが、完璧な音程で歌えているかです。

自分では歌えてるつもりでもわずかに、ずれていることがあるので歌いながら楽器の音と比べて確認をしましょう。

それともう一点、頭の出だしからその音程が取れているかです。頭で最初にしっかりイメージし、それから喉の調整をし発声しましょう。

それから、1 5 3 1 5 (ドソミドソー)など色々なパターンで歌ってみましょう。

 

下の5度とオクターブを歌う

次に1度から下の5度を歌ってみます。

 

 

 

 

 

その次は下の5度を含めてオクターブも歌ってみましょう。

 

7度を歌う

7度(シ)は簡単です。

1度のドがしっかり意識できていれば、その半音下を歌うだけです。

その吸引力を味わって理解しましょう。

 

2,4度を歌う

次は4度を歌ってみましょう。

まず 1、4 (ド、ファ)と、ピアノで鳴らすと、または歌うと次は 3度のミ に落ち着きたくなります。

もっと旅をしたければ、5度に行ってみます。

こんな事を考えながら4度の響きを理解しましょう。

 

これで、大抵の曲は歌えてしまいますね。

その音楽が歌える喜びに浸りながら、マイナーに突入です。


マイナートライアド

メジャーから、3度が半音下がるだけなので、感覚をつかめば難しくないと思います。

 

6、7度について

続く、、、、

 


 

視唱の本の紹介

視唱の練習 和声感の育成をかねて 

最初から段階を踏んで和音など機能を学びながら学習できる優れた本です。

色々なキーで課題があり、そこにメロディーと和音が当てられている形で、作曲の学習にも役に立ちます。

最初の段階からある程度の音楽知識と歌えることが前提となっているので、上の練習でしかっり歌えるようになってから挑戦した方が良いと思います。

 

コールユーブンゲン

声楽などでは有名な本です。

 


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Y-Bit Music

ベルリン在住、作曲家。 ゲーム音楽、ヒップホップビート、クラブミュージック、現代音楽とジャンルレスに活動中。全ての音楽を平等に愛し、面白い音楽をつくることを目標に生きています。 『空いっぱいの  光でできたパイプオルガンを ちからのかぎり』