ジャズを弾きたい人のための 5つの効果的な練習方法


ジャズを弾いてみたいけど、どう練習していいかわからない。

色々な教則本があるけど結局どう練習したらいいの?

と、色々な悩みがあると思います。

ここではその具体的な練習方法を紹介していきたいと思います。


具体的な練習方法

 

練習方法 1 – コードを弾く(ピアノ)

 

左手でコードのルートを弾き、右手で3、7度を弾きます。

コードをみたらすぐに構成音が頭に浮かばないと弾けません。

下は 『All The Things You Are』 の一部です。

最初の Fm7 の3度は何でしょうか?

Ab ですね。

7度は?

Ebです。

 

 

この練習を色々な曲で毎日15分程度練習します。

最初はゆっくりでも良いですが、メトロノームを鳴らして、少しずつ速いテンポで弾けるように練習しましょう。

もし知っている曲であれば、メロディーを歌いながら弾くと楽しい上に曲への理解も深まります。

練習には、ほぼ全てのジャズの曲収録の Realbook がおすすめです。

毎日適当なページを開いて、メトロノームに合わせて弾きまくります。

最初は15分で頭がクタクタになると思いますが、力みすぎず毎日少しずつ練習しましょう。

それが、ある程度弾けるようになったら次の段階に進みます。

まとめ

左手でコードのルート、右手で3、7度。

 

練習方法 2 – コードとメロディーを弾く(ピアノ)

 

次に先ほどのコードにメロディーを足します。

メロディーが一番上になるように弾きましょう。

『All The Things You Are』 はメロディーが3度であることが多いので弾きやすいですが、

他の曲はそんなことはなく、コードを弾きながらメロディーを弾くのが、なかなか難しいです。

その時は、左手でルートともう一つコードの構成音を弾いたりと、右手をサポートしてください。

まとめ

ルート、3,7度を弾き、トップノートをメロディーにする。

 

練習方法 3 – リズム練習

 

今度はジャズの重要な要素、リズムのはなしになります。

練習はメトロノームを使って練習しますが、クリックが裏でなるようにして練習しましょう。

つまり、1.2.3.4 の 2 と 4 でメトロノームがなるように練習するわけです。

こうするとグルーヴを出しやすいんですね。

ちなみにグルーヴ(Groove)というのは日本語の『ノリ』という意味です。

実際のJazzの演奏を聴いて、2 と 4で手拍子などしてみてグルーヴを体感しましょう。

下の動画はOscar Peterson と Ray Brown というブラックグルーヴの権化のようなバンドです。

動画の最初のほうでも2,4でドラムがカチッ、カチッと叩いてますね。

 

練習方法 4   Ⅱ-Ⅴフレーズを練習する

 

ジャズの基本は2-5-1です。

英語で言うとお決まりの文になります。

『How are you?』、『What did you say?』なんかですね。

これを覚えてジャズ語をしゃべろうということです。

 

2-5-1 と言うのは2度、5度、1度の意味で、C が1度だとすれば、『Dm-G7-C』 となります。

これはジャズの曲のいたるところに現れます。

つまりこれが弾ければなんとなくジャズっぽい雰囲気になるんですね。

また、最初の取っ掛かりとしてⅡ-Ⅴフレーズを色々弾いていると、メロディーなどへの理解も深まりますので、

とりあえずⅡ-Ⅴフレーズを練習しましょう。

 

具体例 1 – Ⅱ-Ⅴフレーズを探す

 

上の譜面は Charlie Parker Omnibook という、伝説的なサックス奏者チャーリーパーカーのソロを集めた本の一部で、

その中の『Au Privave』という曲です。

これは冒頭のテーマの部分ですが、メロディーというよりソロに近いですね。

下に丸をつけた部分がⅡ-Ⅴ の部分で、この12小節の中にこれほどたくさんあります。

青丸のC7は Gm-C7 に分解できるので、これも2-5です。(これは間違えで、Gm-C7-F7 のⅡ―Ⅴ―Ⅰでした。)

 

 

具体例 2 – Ⅱ-Ⅴフレーズを切り取る

このように見つけたフレーズを切り取り楽譜に書いていきましょう。

 

具体例 3 – 移調してそのフレーズを弾きまくる

さきほどのフレーズを1日1個か2個と決めて、他のコードで弾きまくります。

例えば下のフレーズを、

このように、

 

Ⅱ-Ⅴのコツ

闇雲に覚えようとしても難しいので、度数で覚えましょう。

 

コードに対しての度数

Dm に対して今弾いている音がどこかという考え方です。

Dm の中で F は3度、A は5度です。

 

キーに対しての度数

C という全体のキーに対して何度かという考え方です。

C のなかで、F は4度で A は6度ですね。

 

練習方法 5 – アルペジオを弾く

これはⅡ-Ⅴの練習とすこし似ていますが、コードの進行にあわせてアルペジオを弾いていきます。

最初はコードのルートから

次はコードの3度から

次はコードの5度から、7度からと、練習曲のコード進行に合わせて練習していきましょう。

 

まとめ

簡単ではないですが、これを毎日練習すれば、着実に上達できます。

練習方法 1 – コードを弾く(ピアノ)

練習方法 2 – コードとメロディーを弾く(ピアノ)

練習方法 3 – リズム練習

練習方法 4 – Ⅱ-Ⅴフレーズを練習する

練習方法 5 – アルペジオを弾く

 

あせらずゆっくり楽しんで(メトロノームを使いながら)練習してください。

良い音楽人生を!