僕の持っていた microkorg がある日爆発しまして、それを機に Minilogue XD を購入しました。
友人が持っていて、音が良いので前から買おうと思ってたのですが。
ここでは Minilogue XD のレビューを書いていこうと思います。
ちなみにこちらの記事も少し目を通していただきたい。
僕が Minilogue XD をレビュー!そしておすすめする理由
アナログシンセサイザー
minilogue は『アナログ』シンセサイザーです。
DTMなどで使うシンセサイザーはソフトシンセなので、デジタルです。
何が違うの?っというと、アナログシンセサイザーは音質が違います。これはアナログの音聴いたことがないとピンとこないと思うのですが、アナログの音いいですよ。
アナログシンセの音楽を紹介
やっぱりシンセと言ったらYMOを最初に紹介したいです。
個人的には坂本龍一さんの1stアルバム『千のナイフ』の方を紹介したかったのですが、spotifyになかったので。どっちも名盤です。
他のおすすめの電子音楽はこちらで紹介しています。
音質最高、音楽制作が超簡単
minilogue XDで遊んでいるとドンドン音楽が出来てきます。
例えばどんな音なのかの動画作りました。
ハウス、テクノ、ヒップホップビートの制作にも
minilogue XDには16ステップシーケンサーであるのと、リアルタイム録音も出来ます。
またモーションシーケンスを使えば、ノブをいじった動きを記録できます。
なので、適当に音を選んで遊びながら弾いて、ループして。。とかが簡単です。
minilogueはアナログの極太ベースも出るし、簡単にループもできるので制作も直感的にできるし、ライブなどで使っても面白いかも知れないです。
この動画では実際どんな音なのかプリセットをずーっと次々流してます。実際どんな音なのか聴いてみてください。たまにかっこいいプリセット入ってますね。
この動画の最初の方はテクノやハウスですが、後半はゆったりとしたテンポになってます。
minilogueとminilogue XDの違い
minilogue と minilogue XDとあり、XDが最新版です。値段は高くなりますがそれなりの機能変更がされました。
簡単にまとめると
- 大きさ:一緒
- MULTI ENGINE を新たに搭載(MULTI ENGINEはデジタル音源で音を混ぜられる)
MULTI ENGINE はデジタル音源です。上位機種のPrologueについていたものが、minilogueにも導入されました。
MULTI ENGINE ではFMサウンドやノイズなどが出せてそれを混ぜることが出来ます。またユーザーと言うところでは、プログラミングされた音源を新たにダウンロードして使えます。
- エフェクトセクションが3系統に
- 音色の保存(プログラム)領域が2.5倍に
- アルペジエーターのステップボタンが8→16に
- ステレオアウトプットを新搭載
- スライダーからジョイスティック仕様に(1つのコントローラーで上下左右に動かせる)
Prologue と minilogue XD どっちがいい?
でもせっかくシンセ買うならもう一個上のPrologueにした方が良くない??
それは、制作環境、作りたい音楽によります。例えばどう違うのか書いていきます。
Minilogueは 4 音同時再生が可能。Prologue は 8 もしくは 16音
Minilogueは 4 音まで同時に鳴らすことが出来ます。つまり4和音です。
それに比べPrologue は prologue-8 の場合 8 音、prologue-16 は16音鳴らすことが出来ます。
4音の場合、例えばジャズ風に弾いた時4和音+メロディーなんて弾いたりしますが、少し足りないですね。でも minilogue の鍵盤でジャズを弾こうとは思わないですが。
それとMinilogueはもう一台買って繋げれば8和音弾けるようになります。その際は鍵盤のついてないバージョン『Minilogue Module』を買えば場所とらないですね。
Minilogueの鍵盤は小さい。Prologue は鍵盤がピアノと一緒
鍵盤のサイズが違います。なので minilogue でパラパラ弾くのは、なかなか難しいです。
でも弾きやすいので、練習して鍵盤感覚を掴めばけっこうできるだろうなとは思いますし、midiで電子ピアノに繋げばいいだけですからね。
他の違い
上の2点が特に大きな違いですが、他にも
エフェクターが2系統ある
prologue-16 にはコンプもついている
などがあります。
シンセでピアノのような、なかなか複雑な演奏をしたい→prologue
上で紹介したYMOのような音楽を演奏したかったらprologueやそれに相応するシンセ(Prophet 6など)。
シーケンサーを使った音楽制作がほとんど、ピアノのように弾くつもりはない→minilogue
といった感じです。
まとめ
個人的には Minilogue ですね。値段もサイズも手頃、そして本格的なサウンド。買って大満足の機材でした。ということでハイパーおすすめ Minilogue XD ということで。
良い音楽ライフを♪