江夏 正晃 さん著の本です。
始めてマスタリング、2MIXをする方に特におすすめです。
今回この本が非常におすすめできる内容だったので、レビューを書かせていただきます。
僕もコンプやEQ、ミックスについて書いてます。
DAWではじめる自宅マスタリング
読みやすさ◎
B5程度の大きめの本で、カラーの図解があり分かりやすいです。
文字だらけで文章もつまらない本などありますが、この本は図解しながら、要点を分かりやすく書いています。
自分でノートにまとめながら、読みましたが非常に分かりやすかったです。
実際に聴きながら学習
参考音源がネットでダウンロード出来、それを聴き、読み学習していく形です。
2MIXは、-20~-15dB で仕上げようなど、具体的な数字が書かれていて非常に分かりやすいです。
また、参考曲例などを挙げてくれているのでそれも色々聴けてうれしいです。
概要
マスタリングの考え方から入り、モニター環境の作り方と続きます。
近年やたら音圧のある音楽だらけで、マスタリングといったら音圧あげるものみたいな風潮でした。
そのことにも触れていて、音楽によってのマスタリングの考え方なども述べています。
この本は音圧を上げまくるのが目的の本ではありません。
でも、音圧をあげる方法も書かれています。
4種類の音楽を想定
4種類の楽曲を想定し書かれています。
- 歌モノ系
- 打ちこみ系(クラブミュージック)
- アコースティック系
- インスト系(Jazz、Funkなど)
付属プラグインで
基本的にDAW付属のプラグインでやっています。著者いわく、付属のものでも十分とのこと。
確かに、Wavesなど突然買っても、選択肢が多すぎて、迷路に迷うだけですね。
このプラグイン、、良くわかんないけど、使っとこう!的な。
でも、第5部は iZotope OZONE を使った解説もあります。
まとめ
何にせよ、読みやすく、かつ内容もたっぷり!
これは、著者が要点をしっかりまとめて書いてくれているからでしょう。
マスタリングの前に、2mixをちゃんとやろうっていうことですね!
文句なしのおすすめ!
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