エレクトロニックミュージック(電気音楽)をはじめるのに、シンセが欲しい。
でも、大量にあってどれがいいか分からない。。。
そんなシンセ初心者の方に、僕のおすすめする機材を紹介します。
シンセサイザーなんも分かんないんだよねって言う方はこちらの記事を流し読みしてください。
なんとなく分かってるとシンセの説明書きをみて分かるようになります。
初心者におすすめの最初で最強のシンセサイザー!!
microKORG
まず紹介したいのがmicroKORGで、2002年10月に発表され、それから売れ続けている大ヒット商品です。
アナログモデリングシンセサイザー
microKORGは アナログモデリングシンセサイザーです。要はアナログのシンセサイザーの音をデジタルで再現したものなんですね。
せっかく買うならアナログでしょ。音もいいし、と思うかもしれませんが、microKORGの音は本当にいい音します。アナログの温かい音ですね。
友人のスタジオに行った際に JUNO-6 があったので音色聞き比べしましたが、全く劣っていないです。むしろmicroKORGのほうが良くない?と思いました。
良くない所
良くない所をあげるとすると、デジタルシンセなので操作が特別です。
下の写真を見ると分かりますが、microkorgはつまみが圧倒的に少ないです。
アナログシンセだと沢山ノブがあってそれを動かしながら音を変化させますが、microkorg だとまず真ん中のでっかいノブを回して切り替えて、そんで、このノブを回すとLFOが。。。とか結構ややこしいんです。
それでも僕が激しく microkorg を推す理由はこちらに書いてあります。
KORG minilogue / monologue
またもやコルグですが、このシンセも素晴らしいです。
Aphex Twin も monologueを使って作った曲を出しています。うーんかっこいい。
こちらはMinilogue っていう名前のDuoです。
このバンドが名前の由来だって友達が言ってましたが、本当かどうかは分かりません 😉
動画内でも Minilogue 使ってないし。しかし、凄い機材ですね。
ポリフォニック か モノフォニック か。。。
minilogue のほかに monologue というのもあり、こちらはminilogueと違いモノフォニック(和音が弾けない)です。
じゃあ、モノフォニックよりポリフォニックのほうがいいじゃんと思うかもしれませんが、モノのほうが音が太いんですね。あちらを立てればこちらが立たず。。
※minilogue XD では UNISON を選べばモノシンセとして動きます。
あと最高の違いは、monologue にはインプットがあります! minilogue にはついてません!
インプットがるということは、ギターとかにフィルターをかけたり出来るわけです!
アナログだけどセーブできる
プログラムもセーブできます。これは非常にありがたいです。
しっかり基礎を学べる
最初に microKORG を紹介しましたが、ノブの数を見てわかるように microKORG の方は断然少ないです。
というのは、microKORG はデジタルなので設定を切り替えながら(VCO とか LFOとか)操作していくんですね。つまりちょっと操作方法が特別なんです。最初は何が VCO で何が AMP EG なんていうのが良く分からないと思うので、何をするとこういう音になるというのが想像しづらいです。
それに比べ minilogue / monologue は全てにノブが付いてるので直感的に遊びながらシンセを学ぶのに最適なんです。
minilogue XDのレビュー
こちらで細かなレビューを書いてます。Minilogue-XDは俄然おすすめです。
KORG ( コルグ ) / minilogueXD
KORG ( コルグ ) / MONOLOGUE(モノのシンセ)
ソフトシンセをつかう
ソフトシンセはパソコン上で使うヴァーチャルシンセです。
今はソフトシンセなどを使いパソコン1台で完結というのが普通になってる気がします。後で音を変えたり、編集出来たり凄く便利ですからね。
ただ、個人的にはソフトシンセだけで作った音楽(ジャンルによるが)はあまり面白くないし、『ああ、ソフトシンセの音だ』って直ぐ分かります。なんというか音が薄いというか、一定の中に収まったサウンドです。
でも、音質がどうこう言う前に、曲自体にセンスがないと元も子もないので、うん。
そこの采配は個人に委ねるということで。
ソフトシンセは有料のものを買おう
DTMソフトの中にソフトシンセがありますが、付属のシンセは正直音があまり良くないです。。。
音楽は当然音質が非常に大事なので、ソフトシンセでも音の良いものを使いましょう!
下の記事では有料、無料どちらも紹介しています。
ワンランク上のシンセサイザー
上の2台のシンセもプロも使っていますが、ステージで弾くようなことを考えると、小さいので難しいです。
ということで他のおすすめのシンセはこちらで紹介しています。
まとめ
microkorg も minilogue もどちらも素晴らしい機材で、自分の音楽制作には使えます。
ただ、もし仕事をしたいとなったら有料ソフトシンセで紹介しているKONTAKTは、とにかく使えるソフトです。
では、良い音楽ライフを♪