ハウスやテクノの作り方なんて題名にしましたが、ハウスやテクノにちゃんとした作り方はなくて、みんな好きにやって、自分の音を作っています。なので僕の思うこと、作り方などを書いていきます。参考になれば。
これは、最近つくったもの。
【電子音楽】ハウスやテクノ、ダンスミュージックの作り方
クラブミュージックは機材が重要
クラブミュージックには、複雑な和声や展開、メロディーはないですが、『音』にこだわった音楽です。なので、その音を手に入れるために機材が必要です。もちろんソフトウェアでも、サンプリング音源とか使えば太い音出るし、ソフトシンセもいい音しますが、やっぱりアナログシンセは音が太いし、気持ちいい。だから、みんな多くの時間と、お金を使ってアナログ機材を買うんですね。
特に、クラブミュージックは爆音で流す音楽なので、その差が出ます。パソコンで作ってもいいけど、キックだけでもアナログの方がいいかな?と思います。
もし、全然電子音楽を作ったことがない方はこちらを読んでみて下さい。
ハード機材は面倒だけど、楽
ハード機材はお金もかかるし、操作も覚えなくちゃならないし面倒なんですが、1回覚えると音楽を簡単に作れるようになります。また、DAWと違い、機能がある程度制限されるので、その中で制作するため逆に想像的になります。
ライブ録音が1番いいかも!?
クラブミュージックのような本能の音楽は、機材でライブでやって、それをパラ録音して編集が1番いいです。(僕の場合ですが。。。)
僕は前は全部バラバラに録ってたんですが、録ってるうちにドンドン変わってきて、細かく編集していると、なんだか綺麗にまとまりすぎちゃうんですよね。ライブだと失敗があったりするんですが、それが思いもしないかっこよさを生み出します。なのでグルーブを大切にする音楽ならパラ録音後の編集が一番かな?と思います。
でも、もちろん一音一音足して、ゆっくり作っていくのがあってる人もいるでしょうし、自分に合ったのが一番ですが。
実際はどうか分かりませんが、オウテカも聴く限りライブ録音です。Susumu Yokota もライブ録音。結構多いですよ。ライブ録音。
パラ録音するか?全部一気に録音するか?
一個のドラムマシンでキックとスネアとか鳴らして、一緒に録ってしまうとまた編集が大変です。それをライブで出来れば一番ですが、結構改めて聴くと、『ああ、ここのスネアいらない』とかあります。なので、機材単体でというかライブして、全体を鳴らしてバランスが録れたら個別録音。が1番いいかなと思います(あとでコンプかけたり色々出来るし)。
そんな時楽なのが、MTR(マルチトラックレコーダー)に各チャンネル録音してしまう方法です。おすすめはこちら。
十人十色!機材の繋ぎ方
持ってる機材は人それぞれなので、繋ぎ方もそれぞれです。参考に読んでみて下さい。
サンプリング音源の編集方法
キックなどをサンプリングすると手軽に太い音が手に入ります。でも、そのキックにハイハットの音がかぶったりしてどうしても邪魔な時があります。そんな時は音源を複製して、邪魔な部分だけ取り出し、位相反転で消せます。でも、場合によっては完璧には消えません。
コンプなどで音を作りこもう
クラブミュージックに限らずコンプとか、EQの使い方が分かってるともっと音作りこめます。
録音時のノイズ対策
録音が終わって聴いてみて、ノイズがのっていると後々面倒なことになります。
出来るだけノイズを減らす努力をしましょう。
まとめ
という感じで、制作方法も人それぞれなので何とも言えませんが、いい感じの自分の制作方法を見つけるまで作りまくるしかないですね。
そういえば、Fact magazine というサイトで色々なアーティストの制作風景みれますよ!